ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「勇気を持って、誰よりも先に、人と違ったことをする」

2013年10月31日 | Weblog
「勇気を持って、誰よりも先に、人と違ったことをする」

「柳井正の希望を持とう」柳井正著より。

これも英語で示されていたからこそ、目についたフレーズだった。“Be daring.Be first.Be different.”となっていた。実にシンプルでわかりやすい。こんな言葉を残していたのは、レイ・クロックで、マクドナルドをファーストフードチェーンにしたベンチャー起業家だった。

マクドナルドの可能性を見抜いて、事業を立ち上げた人物で、起業当時は53歳、それまではミルクセーキ用のミキサーのセールスマンだったという。マクドナルド兄弟のハンバーガーレストランに出会ったのがきっかけだった。

柳井氏は、上記のフレーズを手帳に書きつけ、何度も読み返したと述懐していた。いい言葉は体に染み込ませたいと思ったのだろう。

そこから、氏は「服の世界商品を作る」ことを真剣に考えたという。いまや売上げ1兆円を超えた大企業になっていることを考えればとてつもなくすごいことを成し遂げたことがわかる。


物まね商品を作ったとしても、そこそこ売れるだろうが、絶対に本物を超えることはできない。

2013年10月30日 | Weblog
物まね商品を作ったとしても、そこそこ売れるだろうが、絶対に本物を超えることはできない。

「柳井正の希望を持とう」柳井正著より。

つまり柳井氏が考え作っている洋服は、人にはまねができないものだという自信の現れでもあった。自分たちのつくる服は決して物まねではなく、他とは違った商品作りをめざしていた。

ヒット商品、ファッション情報の後追いをしても、いいいものはできないと考えていたのだ。当然ながら人がやって成功したからといってまねてももう遅すぎる。

だから、そこそこ売れても、本物以上に話題性が高まることもないのだろう。しかも、そのような商品ばかり作って売っていたら、社内の士気も下がってしまうというのも頷ける。

二番煎じは、あくまでそれなりにしかならないのだ。むしろその会社の評判を下げる結果になることも考えらる。むしろ、多くの支持を得るためには、物まねでないモノを作ったり、コトをやっていくことが重要だと感じられる。


解決できないことを悩んでいても時間はもったいない。

2013年10月29日 | Weblog
解決できないことを悩んでいても時間はもったいない。
「柳井正の希望を持とう」柳井正著より。

自分の本に自分の名前を入れてしまうというのもすごい。それだけ人とは違う自分が考える希望があるという意味が込められているのかもしれない。

筆者は、「悩みや不安を持っていない人は地球上に一人もいない」というが、もしそれを忘れていられる時間が長ければそれだけ幸せだろう。ある意味忘れることや意識しないことは健康であることとも言えそうだ。

ビジネスマンならもっと儲かること、成長することを考えた方がより建設的だということになる。そのためには、柳井氏は将来の理想を頭に描いてみることを提案している。

理想がなけば、そこに近づきようもないからだった。プロスポーツ選手もイメージトレーニングで理想の形でパフォーマンスができるよう努力している。

そう考えれば、人は目標に向かって進んで努力している間はそれほど悩まなくなるとも思える。また解決できない、単なる不安は放っておくべきで、それを考えるだけ無駄だった。


六〇歳以降の時間術というのは、メリハリをどうつけるかが大切・・・

2013年10月28日 | Weblog
六〇歳以降の時間術というのは、メリハリをどうつけるかが大切・・・

「最強の人生時間術」齋藤孝著より。

いくら趣味があってもそれを毎日やっていればマンネリもやってくる。そこで大事なのはメリハリをつけることだった。

それにはちょっと大きなイベントをいれることでもあった。そうすることで、生活のリズムにアクセントが利いて、人生の豊かさがグッと増してくるようだ。

それは何となく理解できる。かつて地元の美術協会に所属していたことがあるが、やはりみんなで取材旅行に行ったり、展覧会に向けて制作することで張り合いもあったものだった。

ただ自分が好きだからと、一人でキャンバスに向かっているだけでは、もの足りない。第二の人生では月一回の会合をいくつか持てれば幸せかもしれないな。

また、退職後こそ手帳を持って、予定で埋めていくことも有意義らしい。齋藤氏は、仕事は赤、プライベートは緑、青はその中間の用事を書いているという。これも面白そうだ。


有り余ってしまっている時間を、人とダラダラ上手に過ごせるか・・・

2013年10月27日 | Weblog
有り余ってしまっている時間を、人とダラダラ上手に過ごせるか・・・

「最強の人生時間術」齋藤孝著より。

一般にはダラダラはよくないこととされているが、意識的にそれをやることも定年後の過ごし方らしい。それこそが後半生の時間を楽しく過ごす時間術の極意だという。

とはいっても、いつも人が付き合ってくれるわけでない。そこで、大事なのは、一人遊びのアイテムを見つけておくことだった。今考えられるのは、写真撮影やブログだろうか。

ネットでの交流も中身が充実していれば、それなりに価値はあるのだろう。将棋や囲碁は相手が必要だが、一人でもそれなりに楽しめるらしい。

齋藤氏の父親はジグソーパズルや模型の組み立てに凝っていたようだ。高齢になると、「手を使う」ということがもたらす「やっている感」が大切らしい。なるほどと思える。


多くの人が「定年」によって、仕事と同時に人間関係も失ってしまう。

2013年10月26日 | Weblog
多くの人が「定年」によって、仕事と同時に人間関係も失ってしまう。

「最強の人生時間術」齋藤孝著より。

この本の第4章は「人生デザインを完成させる後半生の時間術」となっていた。人生デザインというのもいい表現だ。定年後は時間はたっぷりあるが、それをどう有効活用できるかがポイントだろう。

仕事以外のコミュニケーションをどう作っていけるかが問題だ。ほとんどは仕事を失うと同時に人間関係も失ってしまう。

趣味を持っていても、一緒に楽しんでくれる人がいなければ、楽しさも半減してしまうというのも容易に想像できる。やはり何らかのコミュニケーションがなければ満足感もないだろう。

スポーツもそれ自体と同時に、そこでのコミュニケーションがあるからこそ楽しめるのだ。絵画も写真もやはり発表会や仲間との取材があるからはりあいもある。

そこでまず、大事なのは「人から嫌われないコミュニケーション力を身につけておくこと」が死活問題らしい。胆に銘じたい。


四十五歳を過ぎたら文化に時間を割こう。

2013年10月25日 | Weblog
四十五歳を過ぎたら文化に時間を割こう。

「最強の人生時間術」齋藤孝著より。

私の場合はそこからかなりの年数が経ってしまっているが、たしかに40代後半からは様々な本を読んだり、短い書きものをしてきたことを思い出す。

どこかへ出かけるより、机の前でパソコンに向かっている時間も多かったかもしれない。パソコンではハンドメイドの小物を作ったり、創作にも関心があった。

そして、費やした時間で何かを生み出すことができた時は満足感も得られたものだ。自分が費やした時間をなにかで振り返ることができきるのは、やはり文化的なことをしたからだろう。

常に何らかの形で過ごした時間の足跡を残したいと思う。趣味にしても達成感があれば、それなりに継続する意欲もわいてくる。

齋藤氏は、小さなものでも、手をかければかけるほどよくなるものというのが、長く続ける秘訣だとアドバイスしていた。ものに磨きがかかっていくのを愉しむということだろうか。


実業の世界は信用が第一なのだから『論語』の精神は絶対に通用する。

2013年10月24日 | Weblog
実業の世界は信用が第一なのだから『論語』の精神は絶対に通用する。
「最強の人生時間術」齋藤孝著より。

このように考えていたのは渋沢栄一だった。しかも引退後の彼の人生も一貫して論語の精神に貫かれていたという。

齋藤氏はこのように「精神の骨格と言えるものを何か一つ持つ」というのも、人生のギアチェンジをスムーズにするコツだと指摘していた。

言葉を変えれば、頼りになる思想、テキストというものらしい。これをしっかり持っていれば、環境が変わっても、自分自身が揺るがないから強くいられるようだ。

渋沢栄一は公共心や社会意識、社会事業への貢献だった。しかも実業界からはっきりと引退したのは77歳の時だった。そこから先のこともしっかりと考えていたというのもすごい。


その場で聞き手と語り手の間に、どんな化学変化が起き、どういう空気が流れるかわからない。

2013年10月23日 | Weblog
その場で聞き手と語り手の間に、どんな化学変化が起き、どういう空気が流れるかわからない。

「聞く力」阿川佐和子著より。

トークとはそういうものらしい。かつて鶴瓶さんとのインタビューで「トークは生ものやさかいに」という言葉が印象に残ったらしい。

人からいい話を聞こうとあらかじめカッチリバッチリ質問を用意して臨んでも、思い通りにいくことはまずないようだ。でも、脱線した話ほどおもしろいのは確かだろう。

はじめからスムースに行ったからといって、それがすべてだとは思えない。阿川さんは、むしろ思いもよらない結果に終わった対談のほうが、満足度は高いと感じていた。

対談の後で、「へぇ、あんなことを語ってくれるとは、おどろきだったねぇ」と仕事仲間と言葉を交わしたことが何度もあるらしい。そんな時ほどやりがいを感じるのだろうな。


自分で「あれ?」と思ったことを率直に相手にぶつける・・・

2013年10月22日 | Weblog
自分で「あれ?」と思ったことを率直に相手にぶつける・・・

「聞く力」阿川佐和子著より。

質問をする際に、こんなことも参考になりそうだということについて述べられていた。それは、自分の疑問をそのまま相手にぶつけることで、相手の仕事に注視していることが伝わるということだった。

そのことで、思わぬ噺の広がりにつながることもあるという。しかし、それが常に成功するとは限らないらしいが。たまには的外れになってしまったこともあるようだ。

また、事前の準備はほどほどがいいこともあるようだ。というのも、すべて下調べしてしまうと何でも知っているような勘違いをしてしまうからだった。

むしろ、未知の部分を残しておくことも大事なことだった。そして、相手の心を開くには、ゲストが作家なら苦労して作りあげた作品や業績に関心を向けることが大事だったのだ。

自分たちの身近な人に質問する場合も同様だろう。どんな人も苦労話は人に訊いて欲しいと思うのではないだろうか。そんな時ほど積極的に話してもらえるに違いない。


インタビューは「会話」。

2013年10月21日 | Weblog
インタビューは「会話」。
「聞く力」阿川佐和子著より。

この本は昨年のミリオンセラーだったので、読んだ人も多いことだろう。私はベストセラー本はほとんど読まないが、たまたま定価800円の本がブックオフで250円で売られていたので買ってみた次第。

初版は平成24年1月で、この本は平成25年2月で31版となっていたから、いかに短期間に売れまくったかも推察される。だからここれからも、古本屋には出回ることだだろう。

手にしてはじめて気がついたが、サブタイトルには“心をひらく35のヒント”とあった。つまりインタビューがうまくいくかどうかは、相手の心を開けるかどうかにもかかっているのだろう。

もっとも、普段の日常で出会う人との会話でも心を開いていない人との会話は、スムーズにはいかないものだ。インタビューというと専門的なことのように思えるが、質疑応答、会話そのものだったのだ。


「心の領域」に入る直感人が、勝ち残る。

2013年10月20日 | Weblog
「心の領域」に入る直感人が、勝ち残る。

「直感人VS.計算人」中谷彰宏著より。

これだけだとかなり抽象的で何のことかわかりにくい。そこで、テクノロジーを例に出していた。技術の進歩は実にスピードアップされている。

パソコン、ケータイ、スマホにしても、3カ月ごとに新製品が出てくる。むしろケータイはガラケーといわれ、スマホがメインになって、持っている人の方が少なくなっている状態だ。

情報機器の賞味期限は実に短い。“おっ!すげぇ!”と驚いたものの、便利だと思えばそれが当たり前になってしまい、やがては持ってること自体、使うこと自体がマンネリ化してしまう。

慣れるのも飽きるのも早い。みんなが同じになった時点で、差がなくなってしまう。むしろ差がつくのは、気持ちをどうするかの方だったのだ。市場で戦って勝っていくためには「心の領域」が大事だと気がつくことがポイントのようだ。

ハードより、よりソフトのほうが何十倍も大切なことだとも言えるのだろう。理屈では分かっていても常に頭で考えていないと、流されてしまいそうだ・・・・な。


モノの費用には「実費以外のもの」が含まれている。

2013年10月19日 | Weblog
モノの費用には「実費以外のもの」が含まれている。

「直感人VS.計算人」中谷彰宏著より。

これだけでは、何のことかは理解しにくいが、具体例が引き合いに出されていた。それはある人がタクシーにケータイを忘れた時だった。

タクシーの運転手が赤坂から新宿まで届けてくれたときに、どれだけお礼をすればいいかということだ。普通ならタクシー会社へ持ち帰って、落とし主にそこまで取りに来てくれれば簡単なことだった。

しかし、親切にも届けてくれた場合は、単に赤坂から新宿までの金額だけ払えば十分ではないという考え方もあった。親切代、大切なものデータなどを届けてくれたお礼、時間のロスをせずに済んだ金額、もし次に忘れた時も親切にしてもらえたら嬉しいという気持ち、などいろいろと含まれていたのだ。

そう考えればお礼は1万円でも安い場合も考えられるのだった。計算人だったら、実働分の数千円で済ませてしまうだろうという考えだった。見た目ではない、見えない部分の借りもあることも忘れないようにしたいものだ。


「いかに芸術になるか」を目指すと、直感を磨ける。

2013年10月18日 | Weblog
「いかに芸術になるか」を目指すと、直感を磨ける。
「直感人VS.計算人」中谷彰宏著より。

計算人が目ざすのは、たとえば「点数を取ること」「勝つこと」「売れること」で、それはスポーツの域を超えていないことだという。

面白い見方があるものだと思ってしまう。しかし、逆にどうやったら芸術になるだろうか、と考えるという方法もあったのだ。それができるのが直感人らしい。

魔法も芸術のの一種だという。普段は魔法などまったく自分には関係がないと思ってしまうものだが、中谷氏はそれまで練習しているらしい。世の中にはいろいろなことに関心を持つ人がいるものだ。

武道もまた芸術だという。確かに型が美しいかどうか、などという表現も聞いたことがある。西部劇でのガンマンの対決も「抜く前」が勝負だった。抜いた瞬間にもう勝負はついているからだった。

これからは。やっていることがいかに「芸術」になっているかを念頭に置いてもいいかもしれないな。仕事も日常も視点を変えてみると面白くなりそうだ。


デザート以降にもう一時間を使って食後のひとときを愉しむ。

2013年10月17日 | Weblog
デザート以降にもう一時間を使って食後のひとときを愉しむ。

「大人の作法」山本益博著より。

これはフランスのことだった。そして、ここで登場するのが「4つのC」だった。それらは、cafe(コーヒー)、chocolat(チョコレート)、cognac(コニャック)、conversation(会話)だった。

横道にそれるが、4つのCといえば、かつてダイヤモンドの鑑定でも聞いたことがあった。カラット(重さ)、クラりティ(透明度)、カット(研磨)、カラー(色)だった。意外にも偶然4Cだった。

さて、レストランはただ食事をとる場所ではなく、気の合う仲間と集まって、食事を通じて何時間も楽しいひと時を過ごすための場所だということを改めて気づかされた次第。

もっとも、日頃の仕事中のランチではそうそう長い時間はとれないが、できるだけ気の合う仲間と食事を愉しむということは念頭に置きたいものだ。せっかくなら少しでも楽しく、質のいい時間を過ごしたい。それも料金のうちと考えたい。