ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

手帳に課題をメモしておく習慣。

2009年10月17日 | Weblog
「凡人が一流になるルール」齋藤孝著より。

筆者の齋藤氏は、学び上手になるためには、重要なコツがあるという。それは普段から、自分が抱えている課題についてとことん考えることだった。つまり問題意識を忘れないことで、それを解くための重要なヒントをつかめるということのようだ。

豊田佐吉は、ある装置のアイデアにずっと頭を悩ませていたが、アメリカで自動織機が発明されてそれを現地視察した大学教授の講演会を聴いているうちにヒントとなるヒラメキが宿ったのだった。

五日間悩み続けて、頭の中で練りに練って考えていたからこそ、アイデアがスパークしたのだろう。でも、これは豊田佐吉だからできたことかもしれない。

一般的なビジネスマンなら、問題を考え抜こうとしている間に次々と問題が発生してきてしまうかもしれない。そこで、齋藤氏は“手帳に課題をメモしておくこと”を勧めている。これは自身の経験から効果があるらしい。

そうすれば、手帳を見るたびにその課題のことを思い出すからいいのだという。するといろいろな情報に触れている間に、ヒントがつかめるようだ。でも、私は手帳など普段から持ったことはなかった・・・な。

ここでのルールは「悩むべき問題を常に持ち、熟慮断行する」だった。つまり学びを得るまでは粘り強く考え続け、確信を得たら、脇目もふらずに即行動する。これが佐吉のスタイルだったのだ。