秋から冬にかけて、街にはゆで落花生やゆでトウモロコシに並びゆで菱の実を売るトラックやら屋台やらが現れて路肩を賑わせるのですが、これぞまさに台北の秋冬の風物詩、ああ、20℃を下回る季節の到来だなーと感じるのです。
落花生やトウモロコシは日本でもお馴染みでしょうが、菱の実って何だろなと思いませんか。こちらでは‘菱角’と言っておりますが、写真をご覧あれ。妙な形をしているでしょう。しかも皮の色は黒に近い紫でツノがつんと外を向いたようなこの独特のシェイプ、どっかで見たことあるような・・・・。おお、そうだ、思い出した、デビルマンの顔かたちに似ているではあーりませんか。
さてこのゆでデビルマン、おっとゆで菱の実の皮を剥くと中にはハート形をした白い実が入っています。屋台で買う場合、たいてい食べやすいように皮むきをしてくれるのですが、そうでない場合は自分で皮を剥かねばなりません。慣れるまでこれが結構大変なんです、実は。手で剥こうとすると鋭いツノの先に指が当たってイテテテとなちゃうんですな。でもって皮の色が指や爪に黒く染みついちゃうしでまことに厄介。また皮もかなり厚くて堅いのです。で、どうするかというと直接デビルマンの顔のまん中あたりに歯を立ててがりっとかじってまっぷたつにした後、その半分にしたものをもう一度皮の上からゆっくりと噛むのです。そうするとうまい具合にぶにゅう~っと中の実が出てくるんです。ただし、こうすると実はかわいいハート形ではなくなってしまいますがね。
ところで菱の実のお味ですが、かなりさっぱりしていて塩茹でしても淡泊な感じ。落花生のようなコクはなく、そのまま食べるならちょっと物足りないかも。そこでお茶やお酒のお供に食すのがお勧めです。しかし台湾の友いわく、「もっといい食べ方があるよ。」それは骨付き豚肉とともに煮てスープにしたらおいしいよとのことでした。
本当に妙な形をしています。
ぐりっと下半分を剥いて・・・
2本の鋭い角を、気をつけながら外側に外すと、こんなハート型の実が現れます。
もともとは白い実ですが、茹でたものは、うっすら紫がかっています。
日本ではあまりお目にかからない菱角ですが、地方によっては採って食べるそうなので、もしも万が一手に入ったら、スープや煮込みにしてみては如何でしょうか。
落花生やトウモロコシは日本でもお馴染みでしょうが、菱の実って何だろなと思いませんか。こちらでは‘菱角’と言っておりますが、写真をご覧あれ。妙な形をしているでしょう。しかも皮の色は黒に近い紫でツノがつんと外を向いたようなこの独特のシェイプ、どっかで見たことあるような・・・・。おお、そうだ、思い出した、デビルマンの顔かたちに似ているではあーりませんか。
さてこのゆでデビルマン、おっとゆで菱の実の皮を剥くと中にはハート形をした白い実が入っています。屋台で買う場合、たいてい食べやすいように皮むきをしてくれるのですが、そうでない場合は自分で皮を剥かねばなりません。慣れるまでこれが結構大変なんです、実は。手で剥こうとすると鋭いツノの先に指が当たってイテテテとなちゃうんですな。でもって皮の色が指や爪に黒く染みついちゃうしでまことに厄介。また皮もかなり厚くて堅いのです。で、どうするかというと直接デビルマンの顔のまん中あたりに歯を立ててがりっとかじってまっぷたつにした後、その半分にしたものをもう一度皮の上からゆっくりと噛むのです。そうするとうまい具合にぶにゅう~っと中の実が出てくるんです。ただし、こうすると実はかわいいハート形ではなくなってしまいますがね。
ところで菱の実のお味ですが、かなりさっぱりしていて塩茹でしても淡泊な感じ。落花生のようなコクはなく、そのまま食べるならちょっと物足りないかも。そこでお茶やお酒のお供に食すのがお勧めです。しかし台湾の友いわく、「もっといい食べ方があるよ。」それは骨付き豚肉とともに煮てスープにしたらおいしいよとのことでした。
本当に妙な形をしています。
ぐりっと下半分を剥いて・・・
2本の鋭い角を、気をつけながら外側に外すと、こんなハート型の実が現れます。
もともとは白い実ですが、茹でたものは、うっすら紫がかっています。
日本ではあまりお目にかからない菱角ですが、地方によっては採って食べるそうなので、もしも万が一手に入ったら、スープや煮込みにしてみては如何でしょうか。
皮をむいて中の実を食べるんですね♪ほんとデビルマンだぁ~
最初菱の実を見たときはぎょっとしましたが、見慣れるとかわいいななんて思うので、慣れとは恐ろしいもんですね。