台湾コーヒーの故郷、雲林縣は古坑に行ってきました!そこで泊まった民宿がユニークでしたので、ご紹介しま~す。
今回の宿は9「山中茅廬」というなんとものどかな名前。期待を裏切らぬ名前通りの民宿でした。まずはお部屋をご覧ください。
えっ、何これ?というような形をしているでしょう?この白くて丸っこい建物がお部屋なのです。実はこれは、農家が昔、穀物を貯蔵していた倉を改良したものだそうです。こんな倉のお部屋が6つあるだけの民宿でした。
中はこんな感じになっています。丸いお部屋の中はやはり丸!床一面に丸くマットレスが敷かれていて、ここに6人くらい寝られそうです。テレビもなんにもないのが逆にいいです!天井が低いので、頭にはご用心!特に出入り口はドアが小さいので、頭をぶつけそうになります。
部屋の外にトイレとシャワーがついています。灰色の屋根の下がそうです。水回りが部屋の外にあるので少々不便かもしれませんが、こういう民宿ならではですので、多少の不便はこの際納得しましょう。夜中はトイレの水が出ないのでご注意を!その代わりシャワーの水が出ますので、夜中にトイレに行った時は、シャワーで流しましょう。
この民宿の老板(ご主人)一家は、コーヒー農園をやっています。だから民宿の周りにはコーヒーの木がた~くさん!ほらね、赤いコーヒーの実がなっているでしょう!
中庭ではコーヒー豆を干していました。ああ、のどかだわ~。
泊まり客ならコーヒーもいただけます。コーヒー味の梅もお茶請けに出してくださいました。コーヒーも量り売りしてくれますよ。
天竺鼠(モルモット)も飼っています。葉っぱをあげるとフィーフィーフィーと鳴いて寄ってきます。すっごく可愛い~。
コーヒーを飲んだり、朝ご飯をいただいたりする場所は、昔使っていた農具などが飾られてます。
朝ご飯は芋粥、切り干し大根入りの台湾風玉子焼き、野菜炒めなどを中心とした、台湾風のもの。コーヒーももちろんついています~。
山中茅廬:雲林縣古坑郷華山村69-10号
TEL(05)590-1700
行き方はまず、台鐵などで斗六、もしくは斗南駅へ。駅前から台西客運バスで「山脚」下車。
そこから山の方に入っていく道を歩くこと約3分。