ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

新竹縣の山の温泉へ

2006-11-03 15:40:13 | 温泉
 新竹縣の山奥にある清泉温泉へ行ってきました。

        

 まず台北から竹東へ行き、竹東から新竹客運バス清泉行きに乗り、終点で降りると到着です。

        

 原住民のタイヤル族が住む集落の静かな寂れた温泉で、こんな大きな像があったりしました。

        

 雰囲気はよいのですが、ここは2年前の台風により土石流災害に見舞われ、大きな打撃を受けた場所。川が氾濫し、写真に写っているような吊り橋まで破壊されるほど大変な台風でした。そんなわけで、清泉温泉も一度は壊れたのですが、現在は再開されています。
 ただ残念なのは、レストランの老板(オーナー)も言っていたのですが、『以前は観光客も大勢来ていたのだけど、台風の被害を受けてからはずいぶん客足が落ちた。』ということです。確かに観光客はまばらで、近辺の民宿も閉鎖されているところが見られました。

        
        
       
 上の写真は温泉の建物とエントランスです。

        
        
        

この温泉に浸かりながら眺める山の景色はよかったです。台湾の温泉地にありがちな水着着用の混浴で、改築されてからは個室風呂はなく、大衆池のみの営業です。無色無臭の弱アルカリ炭酸泉で、お湯には少しぬめりがあり、お肌がすべすべになっていくような気がしました。

 いつの日かこの村が完全に復興し、更に魅力あるタイヤルの里に戻ることを、また以前のようにお客さんが戻ってくることを願いながら清泉温泉を後にしました。

※清泉温泉
 無色無臭 弱アルカリ炭酸泉 源泉温度45℃
 関節痛、胃腸病、痛風、皮膚病などに効果あり
 子宝の湯とも言われているとか
 入浴料 大人150元、子ども80元
 営業時間 8:00~20:00 

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