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さて今回は「仙桃」というフルーツの紹介です。写真をご覧くださいませ、これが仙桃でーす。「仙」という字がつくからには仙人のように高貴で、仙女のように繊細でみずみずしいフルーツに違いないと思ったのですが・・・・。
切ってみると、果肉はアボガドのそれと似ています。食べてみてびっくり!甘みがあることはあるのですが、柿に共通するような渋みというか、えぐみのようなものが感じられました。そして食べれば食べるほど喉につっかえるんです。バナナを食べているような、もっと言えばふかし芋を食べているような食感で、水分がないんですよ!何か飲み物がなくちゃ呑み込めないような。変なの。果物なのに飲み物が欲しくなるなんて。
後で調べてみたら、エッグフルーツという果物だということがわかりました。(本名はカニステルというのだそうです)なるほど、ゆで卵を食べるがごとき感覚は確かに“エッグフルーツ”。日本でも沖縄で栽培されているらしいです。しかし、なんで台湾では「仙桃」と言うのかな。こんなに水分がない果実は蟹も捨てる(カニステル)なのに何故仙人や仙女の桃なのかしら。謎です。
台湾では1920年代に栽培が始まったとのことですが、マンゴーやパパイヤなんかと比べるとまだまだマイナーなフルーツのよう。アイスクリームの原料やスイーツの着色などにも用いられていると聞きます。
が、ナマでは食べにくい感が否めません。どなたか食べたことがある方はおいしい食べ方などお教えいただけたらありがたいです。
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