女性の本能

昨日あるテレビ番組で、女性はニオイで男を選ぶというテーマをやって
いました。文明がこれだけ発達した人間の世界で、あり得ないことだろ
うと思いましたが、どうやらほんとうでした。女性は本能的に、遺伝子
の遠い男性を選ぶようにできていて、遺伝子の近い男性のニオイは不快
になるそうです。逆に遺伝子の遠い男性のニオイに快感を覚えるような
んですね。なんでそうなるかというと、生まれてくる赤ちゃんのためだ
そうです。遺伝子の違う両親のすぐれた強いところを、たくさん赤ちゃ
んに身につけてほしいという本能がそうさせているようです。
文明が発達した現代の女性でも、遠い先祖から受け継いだ素晴らしい本
能はなくならないことを聞くと、なぜかいやされる思いがします。
思春期の娘さんがお父さんを嫌うのは、遺伝子の近い男性のニオイを嫌
うのと同じなんですね。娘さんがお父さんの下着類を、一緒に洗濯をす
るのを嫌うのがわかるような気がします。
今までお父さんを嫌っていた娘さんは、やがて好きな男性と結婚をして
妊娠をすると、今まで嫌っていたお父さんに対して、そうでなくなるよ
うですね。それは遺伝子の近い家族から、今度は自分や赤ちゃんを守っ
て欲しいという新たな本能に目覚めるからだそうです。
女性はニオイで男を選ぶということを知っていると、肩身の狭い思いを
している世のお父さんも安心できそうですね。

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