「おばさん」「おじさん」

新聞の人生相談でおもしろいことが書いていました。
３０才前半の既婚女性が、たまに取引先やお客さんから「おばちゃん」
といわれるになり、ショックを受けて苦痛でたまりません。入社した時
は受付を担当して回りから食事に誘われたり、電話番号を聞かれたり、
毎日断るのが面倒なほどでしたとありました。
それにしても、たまにでも３０才前半で「おばちゃん」呼ばわりはひど
いように思いますね。１０年前のちやほやされた時とのギャップがあま
りにも違いすぎるので、なおさらショックが大きいのでしょう。
若い頃ちやほやされてなかったら、案外それほどのショックは受けずに
聞き流してしまっていたかもしれません。
仕事現場で、職人達の会話をよく聞きます。普通はＡさんとかＢさんと
か言い合う中の職人でしたが、ある日大工さんは仕事で左官さんのこと
を「おじさん・・・・」と言ったことがありました。すると左官さんは
、明くる日から大工さんのことをたまに「おじさん・・・」というよう
になりました。大工さんは常日頃は、左官さんより自分の方が若いと思
っているから自然に出たと思うんですね。左官さんは何を言うか、自分
とそう変わらない年なのに、おじさん呼ばわりはないだろうと思ったの
でしょうね。歳をとっても同年輩の人から、おじさんと呼ばれるのはい
やなものなんですね。私もたまに、お客さんから「おじさん・・・」と
言われることがありますが、言われる人によって微妙に感じ方が違いま
すね。人は誰でも歳はとりたくないものですね～。

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