真鍋監督の選手起用

昨日は女子グラチャンバレーボール日本対タイ戦を見ました。
タイは対した相手ではないだろうと思っていましたが、なかなかどうし
て強くなっていました。第一セットのスタートを見ていると、日本を上
回るアタックとブロックでタイがリードしたので日本負けるかなと思い
ました。でも日本持ち前の粘りとコンビで追いつき逆転をして第一セッ
トをとりました。第２セットも同じような展開でタイが５点以上点差を
付けリードしました。流は完全にタイでしたが、その時選手交代をおこ
ない初めて聞く石田選手が出てきました。ベテランセッターの竹下が
ボールを連続して石田に打たせて得点を追加して、流れが完全に日本に
変わりあれよあれよという間に逆転をして連取しました。この時初めて
真鍋監督の存在の大きさを知りました。全日本の新監督になったばか
りで年齢も若そうだから大丈夫だろうかと思いましたが、流れを変える
選手起用法は天性のものを持っているようなんですね。真鍋監督は読み
で流れを変えるだけではなくて、選手の動きも細かく見ていました。
ある選手のブロックの手首の返し方が悪いと、すぐにその選手に修正
するように指示ました。そして大砲栗原の足の状態が悪いからと言う
理由で、ベンチから完全に外して若手を入れました。これは栗原の奮起
を促し、若手にチャンスを与える一石二鳥の選手起用法なんですね。
久しぶりに読みの深い、スケールの大きい女子バレーボールの監督さん
を見た気がしました。女子バレーは年々衰退気味でしたが、救世主とし
てあらわれた真鍋新監督の登場でおもしろくなってきました。

千年ホームの不動産　http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.html

スタッフブログ　http://sennenhome.blog26.fc2.com/