明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

囲碁の一手と心

2009年07月11日 | 平凡な出来事
一昨日、故藤沢秀行さんのテレビ番組をやっていました。
この人は囲碁の達人ですが、名前を知っている人は少ないと思います。
私が若い頃サラリーマン時代に、会社の先輩から囲碁を教えてもらった
ことがあり、テレビの対局番組で何度か藤沢さんを見たことがあったの
で知っていました。
藤沢さんは破天荒な生き方をされた方で女、酒、博打などの武勇伝はた
くさんある人なんですが、囲碁と人間としての心の持ち方を人一倍研究
された方でもあるんですね。晩年は若手を育てることを生き甲斐として
いました。門下生の若者の囲碁の見て、消極的な一手とか逃げの一手を
打てば烈火のごとく怒り飛ばします。そういった一手が、その人の人生
そのものを現していると叱り、心の鍛錬が足りないから心をもっと磨き
なさいといいます。囲碁がいくら強くても心が貧しい人は、ほんとうの
囲碁の達人ではないと常日頃若者に言って聞かせました。
テレビの解説で出演されていた武宮さんも、藤沢さんの門下生の一人で
、たしか元囲碁本因坊だったと思いますが若い頃の武宮さんの一手を見
て「おまえの囲碁は、当分見たくない」と怒りました。その一手が武宮
さんの人生そのものだから、なんぼ囲碁が強くても心がなってない人間
の囲碁など見たくないというんですね。そんな囲碁と心にきびしい藤沢
さんに鍛えられたから武宮本因坊が出てきたんでしょうね。
この考え方はスポーツの世界でも、仕事の世界でもいえることで、その
道の達人といわれる人は、心の達人でもあるんですね。

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2 コメント

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Unknown (taka)
2009-07-11 09:40:00
嫌っている人も多く居たと聞いた事があります。
返信する
囲碁の一手と心 (sennen)
2009-07-11 18:50:44
くせがあった人のようでしたから、
そうかもしれませんね。
返信する

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