①クリとアース

岩国乗馬クラブで本日騎乗する馬の予定表を見た。
すると先輩のＳさんと同時に乗馬をすることになっていた。
Ｓさんは私が４年前に乗馬を始めた時に、すでに上手に馬を乗
りこなしていたので私も早くあんな風になりたいなと思った。
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「Ｓさん久しぶりです」
「曜日が、児玉さんの曜日と違うからなかなか会えませんね」
「Ｓさんは旅行によく出かけていましたが、今はどうですか」
「山口ナンバーで、他県に行くと嫌がられますからね」
「感染者が極端に少なくなったので、ぼちぼち大丈夫ですね」
久しぶりに会ったので、会話があちこちと飛躍してつきない。
Ｓさんが騎乗する馬はクリで、私が騎乗するのはアースで馬装
を終え同時に馬場へと向かった。
・
前回Ｓさんがクリに乗った時は、クリはご機嫌ななめで苦労し
たが今日はクリは素直に走ってくれると楽しそうだった。Ｓさ
んでもクリに苦戦をする時があるのかと、なぜかホッとした。
本日アースに乗る時は、拍車とムチなしで乗ることになった。
アースもそこ辺はわかるので、いつもより動きが鈍いようだ。
・
騎乗者の指示に対して、いつもは敏感に動いていたのに今日は
止まったりするので足の使い方を色々と変えたりすることに。
Ｓさんは隣の馬場でクリと気持ちよくジャンプをしている。
このあとアースに異変が起こり、なだめるのが大変だった。
おっと続きは話が長引きそうなので、また明日見てね。

 

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