1回突き返したからといっても偶然かもしれないので、もう
一度バケツを口元に持っていくと同じように突き返す。
これはもう完全に「いらないよ」の意思表示。ポカリを入れれ
ば飲むだろうが、甘やかす訳にはいかない。しかし、せっかく
お湯をくんできたのに棄てるにはもったいない。
・
となりに、Oさんが乗り終わった馬の手入れをしていた。
Oさんは、馬のオーナーで乗る馬はOさん専用馬になっている
。雨で乗れないときでも、わざわざ乗馬クラブに出てきて自分
の馬にブラシをかけたりしてとてもかわいがっている。
「Oさん、この馬にお湯をあげてもいいですか」
「ああいいですよ。でもお湯は飲ましたことはないけど」
・
お湯を入れたバケツを口元に持っていくと、すぐに飲み始めだ
し、あっという間に飲み終わった。さらにバケツの底にある飲
みにくそうな残りを、一生懸命に舌でペロペロやり続ける。
お湯がとてもおいしかったのだろうか。それを見たOさんが、
自分のバケツにお湯をもう少しくんできてあげようとした。
すると、Oさんのバケツを鼻先ですぐに突き返した。完全に
拒否。あんなにかわいがってくれるオーナーさんなのに、何と
わがままな態度だろうと思った。
・
岩国乗馬クラブの会員になって2年間で140鞍になる。
Oさんとはよく合うので、半分合ったとしても70回近くは
合っていることになる。ということは、この馬とも同時に合
っているのに、今までに声をかけたことはなかった。
再三合う私から、お湯を貰ったのでうれしかったのかもしれな
い。これを機会に、たまには声をかけてあげようかな。
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