一二三投手と島袋投手

昨日インターネットで、すがすがしいニュースがありました。
東海大相模の一二三投手が、興南の島袋投手に「ありがとうメール」
を送ったというんですが、いかにもどこにでもいる現代っ子という感じ
でおもしろいですね。ふたりの共通点は、どちらもエースピッチャーで
野球部の大黒柱。彼らなしでは決勝戦進出はあり得なかったということ
ではないでしょうか。そしてふたりは２年生の時、甲子園で初戦敗退
という屈辱を味わって、はい上がってきたという経歴がありました。
一二三君は決勝戦で敗れた後「島袋君は素晴らしいピッチャーでした」
と相手をほめたたえていましたが、敗れた直後の１８才の高校生とは思
えないすがすがしいコメントを残していました。
私が同じ立場で１８才の時であれば「あいつがいたから負けた！くやし
い～！」ぐらいのコメントしか言えないところでしょうが・・・。
ふたりのプロフィールを見て大きな違い点で、体格差がありました。
一二三君は１８５センチ８５キロとピッチャーとして申し分のない体格
をしていますが、島袋君は１７１センチ６５キロとピッチャーとしたら
小柄になるんですね。その島袋君から投げられる直球は１４５キロを
超え、それで三振をバッタバッタと取っていくんですから驚きです。
練習量はだれにも負けないぐらいやってきたんでしょうが、親からもら
った体は、けた外れのはがねのような強さがあるのかもしれません。
島袋君と一二三君は、おそらくプロ野球にいくと思いますが、ふたりの
謙虚さがあればプロ野球に行っても、ますます成長を続けていくことで
しょう。両雄の対決がある日を待ちわびています。

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