昨日は下松市にある、土地の不動産取引をおこないました。
2年前、空家の所有者を調べたら所有者は遠方の方。
当初は空家にリフォームをして貸家にしませんかと話を進めましたが、
築後50年以上経過しているので、リフォーム代がかかりすぎるから
貸家にしないとの結論。
それではと不動産の売買をすることを進めましたが、すぐには販売はし
ないといいます。それから半年に1回の割合で電話をすることに。
所有者は奥さんの名義になっているのですが、ご主人さんとも何度とな
く話しをすることに。不動産取引については、相手は素人ですから分か
らないことばかり。土地取引をするにあたり、まずは土地の相場はどれ
ぐらいかということから話しを少しずつ進めていきました。
時にはどのような費用がかかるのか。段取りはどのようになるのか等。
このような話しを根気よく2年間してきましたが、お客さんが決断をす
るまでにはいたりませんでした。
ところがある日、ご主人さんから突然電話がかかってきたのです。
「家族間で色々とあり、手放したい」。
そして売り主さんは代理人を立てるので、そちらと今後話を進めて欲し
いと言います。私に対する信頼がないのかとガッカリしました。
しかし、代理人さんが入ることで話しが前に進むようになり、ようやく
昨日取引が成立したのです。
不動産取引は奥深いものだと、あらためて考えさせられました。
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