「もしクリスマスにロックダウンになれば暴動が起きる」と
ドイツではこれまで言われてきた。でも、実際ロックダウンが
決まったら、暴動どころか国民が一丸となって新型コロナウイ
ルスと戦おうとしている。
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クリスマスはヨーロッパでは一年で最も重要なイベントだ。
ドイツでは12月16日~1月10日までロックダウンが始ま
っている。ドイツ人にとっては年越しもビッグイベントで、普
段禁止されている花火が大晦日だけは解禁となる。しかし今年
は花火の販売もなくなり国民が素直に従っているのは、やはり
メルケル首相の真剣な訴えに耳を傾けたからだ。
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国民を一つにまとめたいというメルケル首相の魂のスピーチ。
「ホットワインやワッフルの屋台がどれほど恋しいことでしょ
う。外食できずに持ち帰りだけが許されるなんて納得できない
こともわかっています。でも、毎日590人の死者という代償
を払い続けさせることは、私には受け入れられないのです。
クリスマス前に多くの人と接触したせいで、『あれが祖父母と
暮らす最後のクリスマスだった』なんてことはさせたくない。そけだ
けは避けたいのです・・・・」
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普段は冷静な対応で知られるメルケル首相が、心の底から言う
ときには胸に手を当て、また両手を合わせて懇願。また時には
絞り出すような声で必死に訴えたこのスピーチは、ドイツ国民
だけでなく、世界中から賞賛された。
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