昨年の秋頼んだランドセルがようやくできあがった。
早いもので近所に住む長女の孫が今年の春小学一年生になる。
「ランドセルはおじいちゃんがプレゼントするものらしいよ」
「よしわかった。1番欲しいものを買ってあげるよ」
長女からうまい具合に言われ、つい乗せられてしまったかな。
でもランドセルを担ぐ孫のうれしそうな笑顔を見ると、買って
あげて良かったなと思った。
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私は貧しい商売人の末っ子として育った。上には長男と長女が
いて、だいたいが使い古しのおさがりものばかりで新しいもの
を買ったもらった記憶はあまりない。
服とかセーターは、穴が空いたものを伏せたものを着ていた。
運動会の時は、回りの友達はみんな真新しい運動靴を履いてい
たが私だけは違っていた。でも白さでは引けを取らなかった。
運動会の前日に自分で洗った靴を当日の朝、はくぼくを使って
丁寧に白くぬってごまかしていた。
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おさがりにわが家では男物も女物もなかった。高校生にあがっ
たときには姉が使った赤い手提げカバンを使うことになった。
まさか赤いカバンをもって学校に行くわけには行かない。
そこで考えたのが墨を使っての色替え作戦。いくら丁寧にぬっ
ても、うっすらとした赤さは取れなかったが3年間使った。
でも子供の時、貧乏に育ったから今があるのかなと思います。
私と孫が育った時代は違いすぎるけど、親にはないじいちゃん
のちょっとしたことを学ぼうとする孫を感じるときがある。
これがDNAというのかな。
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