医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

誤解と批判を恐れない斜め後ろから見た医療情報

謎のサーモグラフィー

2009年12月06日 | インフルエンザ
                               プラハはむちゃくちゃ寒い~~

ところで最近、新型インフルエンザに罹患した子供の親から、いつまで学校を休まなければいけないか尋ねられることが多くなってきました。

「通常は解熱した後の2日間も他人に感染させる可能性があるので、学校は休まなければいけません。発熱がなくても他人に感染する時期があるのです」

このように説明していると、ふと思い出すことがあります。

それは以前、新型インフルエンザが流行の兆しをみせていた頃に、厚生労働省が一台300万円もするサーモグラフィーを150台(合計4億5千万円!)も新規購入して、各空港で使用していたことです。

発熱がなくても他人に感染する時期があるのだから、サーモグラフィーなんてなんの意味もありません。

厚生労働省の官僚は本当にアホです。これは断言できます。アホ官僚さん、4億5千万円の税金を国民に返して下さい。お願いします。

私は当時、成田空港の検疫を通ることがあり、健康状態を調査するアンケート用紙に、「こんな馬鹿げたことはやめて下さい」と書き、係官に渡すときにも、上司に必ず伝えて下さいと念を押しておきました。その係官は、「わかってはいるのですけど・・・お伝えしておきます」と言っていました。現場の係官の方がよほど頭がいいです。

こんな官僚どもに日本国民の健康が任せられるのか、本当に心配です。
このブログ、財務省の方にはよくご覧いただいているようですが(ありがとうございます)、厚労省の官僚の皆さんにもご覧いただきたいものです


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1 コメント

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遅滞戦術 (とおりすがり)
2009-12-13 23:31:52
インフルエンザの水際対策というのは、いずれ流行が始まる前提で時間稼ぎとして行われるものです。
きちんとした試算は分かりませんが、一番ウイルスを盛んにばらまいていて、
かつ簡単に検出できる発熱者に絞って検疫するというのは費用対効果が高そうです。
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