医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

誤解と批判を恐れない斜め後ろから見た医療情報

新型インフル:国交相、観光分野の安全宣言

2009年07月07日 | インフルエンザ
インフルエンザに関する報道が一気に減り、街は平静を取り戻しています。豚インフルエンザにかかっても医療機関を受診せず内緒にしている人も大勢いることと思いますし、医者もわざわざインフルエンザの検査をしないで治療している人も大勢いることと思います。皆さんお元気でなによりです


結局、修学旅行を中止した教員は「国内の修学旅行は安全でない」ことを証明できませんでした。

豚インフルエンザの真実―人間とパンデミックの果てなき戦い (幻冬舎新書)


(以下引用)
金子一義国土交通相は6月26日、国内での新型インフルエンザについて観光分野の安全宣言を出した。関西を中心に観光業が大きな打撃を受けているため、国内外の旅行自粛ムードの一掃を図った。

国交相が発表した「メッセージ」によると、日本の感染者の大部分は既に治癒しており、手洗い・うがいなどを励行すれば旅行先で感染する可能性はきわめて低いと強調。「新型インフルエンザを理由に旅行を控える必要はありません」と呼びかけている。

観光庁はメッセージを各国語に翻訳し、日本政府観光局(JNTO)や在外公館を通じて海外にも発信する。JNTOのまとめでは、5月の訪日外国人旅行者数は新型インフルエンザの影響などで前年同月比34%減と大きく落ち込んだ。
(毎日新聞より引用)

でも、これからも、手洗い・うがいの励行を忘れていけません。

国内高齢者にも新型インフル免疫ありの可能性
国内の高齢者の一部が新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)への免疫を持っている可能性があることが、国立感染症研究所の調査で分かった。

新型インフルエンザの感染者に高齢者が少ない原因の一つと考えられ、感染研は対象を広げて詳しく調べる方針。

調査したのは、小田切孝人・インフルエンザウイルス研究センター第一室長のチーム。チームは福岡県内の医療機関から提供された60~100歳代の高齢者30人(平均年齢83・4歳)の血液を分析。4割にあたる12人から新型インフルエンザのウイルスに反応する「抗体」が確認された。過去に、新型インフルエンザに似たウイルスに感染して、免疫を獲得した可能性があるという。

新型インフルエンザの感染者は若年層に多く、米疾病対策センター(CDC)も高齢者に免疫がある可能性を示した研究結果を公表している。高齢者に免疫があると確認された場合、ワクチンの接種順位の決定にも影響するため、感染研は1000人規模の調査を行い、どの年代が抗体を保有しているか調べる。
(読売新聞より引用)

高齢者はもっと安全なようです


今は何位かな?ぽちっとクリック、お願いします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする