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橡の木の下で

俳句と共に

草稿11/13

2013-11-13 09:30:38 | 一日一句

霜月やもの食はず蝶眠るなり

庭枯るるなに慰むるすべもなく

亜紀子


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草稿11/12

2013-11-12 09:15:00 | 一日一句

霜の夜半ちりぢり卓に子らのもの  亜紀子

 


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草稿11/11

2013-11-11 05:28:58 | 一日一句

結ぼれつ車窓を伝ふ冬の雨

木の実食ふ鵯の饒舌したつづみ

石割れて小春の蜂を吐き出せる

大川の橋下暮しに紅葉濃し

遁走の猿にもみぢの風つのる

腹晒すボートもみぢの雨の中

所在なき漕艇部員もみぢ雨

枯れつつもいよよ声澄む野の虫か

紛れなし桜落葉に群雀

 


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草稿11/10

2013-11-10 10:00:10 | 一日一句

裏道も水木もみぢの回廊に  亜紀子

 


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草稿11/09

2013-11-09 09:20:14 | 一日一句

立ち止るひとりだになく秋の暮

傾く日桜もみぢに照りわたり

 

亜紀子


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