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橡の木の下で

俳句と共に

草稿01/12

2018-01-12 10:45:41 | 一日一句

あらたまの年や小鳥の水垢離も

吹井への道を清むる送風機

山雀が無心の指に降りてくる

首傾げ山雀が餌を乞ひきたる

一月の菖蒲田起す累々と

冬あたたか父によく似た泉守

雪吊のいささ間のびの松の明

亜紀子

 


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