橡の木の下で

俳句と共に

草稿04/13

2015-04-13 09:24:04 | 一日一句

菜の花の瀬をいくつ越ゆ京都線

尻太し天王山のたかんなは

樟落葉焦げて油の始祖神社

三つの川合うて老鴬鳴き交へる

頬白の恋のしくじりついと発つ

頬白の地鳴きは小さき鈴の音

選民のやうに菜の花堤行く

亜紀子


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