今朝の不思議な夢(20221116)
起きぬけに不思議な夢を見た。
私は生物研究所で昆虫専門教授の助手をしていた。
この日もフィールドワークで民家に合宿、その近所で見たこともない虫を採取。
カゲロウのような形、でもお腹に卵のような袋がたくさん並んでいる。
教授は「変態途中かもしれない」とその幼虫を探していた。
でも見つかるのは卵嚢をたくさん持つ成虫のみ。
「これはなんだ!」
民家の煙突を調べていた教授の突然の大声。
慌ててそこにいくと腹部に卵嚢をたくさん持った見たこともないサナギがびっしり。
まるでエイリアンの子供のよう。
「これは新種じゃないか!」
"そーだったんですね、だから幼虫がみつかない"
「あとはDNA解析すれば論文確定だ」
"Natureいけるかもしれませんね、あ、でもウチ、DNA解析できましたっけ?"
「はぁっ?!何いってんだ!そんなの他に頼めばいいじゃないか!」
"ああそうでした、その手がありましたね"
そこでハッと眼が覚めた。
何も自分一人ですることはない。
自分はネタさえあればいい、それを育て開花させるのは他人でいいじゃないか。
そうそう、自分はネタをみつければそれで十分。
あとの栄誉はほかにゆずろう。
そんな考え方は以前の部署で主流じゃなかった。
全部自己完結形、だからこそフットワークは軽い反面、できることが限られた。
"なにも独り占めすることない、オープンに助け求めていいんだ"
当たり前なことに納得して目が覚める、そんな不思議な朝だった。
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