なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

発見!デジカメ・データロギングによる釣果解析法(20210126)

2021年01月26日 22時51分12秒 | 机上釣

発見!デジカメ・データロギングによる釣果解析法(20210126)

現時点の釣果記録は写真や動画などデジカメを用いている。
手持ち数取器だと記録は釣果数のみで釣れた時間が残らずミスカウントが判らない。
でも短時間に100匹を超えると写真撮影が煩わしくなる。
なので動画にも残し、その晩に解析するのだけれど、これがまた大変な作業。
先日は動画3時間の解析に1時間以上かかり、これが毎回続くのは本当に辛い。

そこで市販データロギングシステムを検討してみた。
この場合、釣れた時間のみが記録できれば良いから(2匹なら2回分の時間記録)、計測機器はイベントロガーになる。
これは電圧のON/OFFのみを時刻と共に記録するだけだから簡単な仕組み、でも調べると2−3万円の高級機器だ。
https://www.jp.omega.com/technical-learning/differentiating-state-event-data-loggers.html

「ラズパイ」で自作しても良いが半田付けや基盤回路設計が大変。
作って売るアテでもあれば良いが、私は至って門外漢。
https://jp.rs-online.com/web/
https://jp.rs-online.com/web/p/clock-timer-development-tools/1983808/

なのでもっと簡単に今自分に出来ることを考えた。

写真撮影データがあるじゃないか!
汎用手順は下記の通り。

1)釣れたら簡単に撮影(チラ映りで十分、データ証拠として日時分秒まで撮影記録設定)
2)PC取り込み
3)ファイル属性からファイル名・撮影日・撮影時刻(時分秒)を確認
4)ターミナルのコマンドでファイル名・撮影日・撮影時刻(時分秒)を文字列としてコピー
5)PCのエディタアプリにペースト
6)文字列データファイルを単純テキストファイルとして保存
7)スプレッドシートアプリにインポート(ファイル名、撮影日、撮影時間、撮影分、撮影秒を別セルとして読み込ませる)
8)アプリ上で単位時間あたりのイベント数を集計
9)釣り場・時刻・釣り方との関係を解析

例えばOSXを使う場合、ターミナル上でコマンド『ls -lUT』を使い解析写真全ての時間属性を表示させてテキストコピー、テキストエディット上にペーストし、テキストファイルとして保存。
またはコマンドライン上から直接テキストファイルに書き出し(ファイル名を指定、拡張子はexcelにインポートする都合から.txtが良い)。
コマンド例:写真データのあるディレクトリに移動(または指定)して実施

ls -lUT > date.txt

これをEXCELで『ファイル→インポート→テキストファイル→インポート→(ファイル選択)→固定長→次へ→(微調整)→次へ→完了』で読み込みが完成する。
この状態で釣果のイベントログデータが得られるので、後は楽しい解析作業だけになる。

この方法(デジカメ・データロギング)はイベントロガーとしてデジカメ撮影機能を、入力デバイスとしてシャッターボタンをそれぞれ使っている。
つまりデジカメそのものが全天候型イベントロガー・システムなのであって、本格的イベントロガーシステムと比べ記録後のPC処理がむしろ簡単に済む。

管釣りもオイカワも、1分1匹以上のハイペース解析なら、このデジカメ・データロギングが役に立つ。
GPS機能付のデジカメを使えば解析内容はさらに高度になるだろう。

磯釣りや鮎釣りでも、撒き餌や着け餌、仕掛けや時間、場所、条件の違いによる釣果解析にも、このデジカメ・データロギングが役立ちそう。

もし仮に新しく開発するとしたら、写真データフォルダからボタン一発で写真ファイルの時間情報をexcelファイルに移すマクロだろうか。

もちろんその開発についても私は門外漢。
考えるばかりで全然私のお金にならない。

まあこれ私の遊びだからこれでいいのだ。

追記)
データロガーとしてiPhoneを使うと通常撮影出来なくなる。
なのでデータロギング専用デジカメを探した。

「Canon カメラ iNSPiC REC FV-100」
https://cweb.canon.jp/camera/dcam/inspicrec/
販売価格1.5万円程度の完全防水でGPS機能付き、でも液晶はない。
究極の小型でカラビナフック付き、釣れたらボタン(シャッター)を押しデータ取得。
釣り専用データロガーとして現時点のベストバイ機器。

追々記)
このiNSPiC REC FV-100、microSD(~SDXC)カードは別売で事前に準備する必要あり。
マニュアルには256GBまで可、スピードクラスCLASS10以上推奨とある。
GPS機能はスマホアプリでONするらしい。

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