Nonsection Radical

撮影と本の空間

茶の堕落と言い切る

2014年08月16日 | Weblog
台所に置いてあった封の切ったお茶っ葉を急須に入れ、しばし一服。
なんじゃこりゃ?
ひどく口の中が粘つく。
ひょっとしてかぁ?とお茶っ葉の包装を確かめる。
やっぱり。
アミノ酸等・・・
つまり化学調味料が入っている。
包装には「お茶の風味を・・・」とシュールとしか言えない文字が・・・。
老母に「これひどくない?」っと言うと、「それまずいやろ。化学調味料入っているって・・・」
老母も、あまりのまずさに表示を確かめたのだという。
なんでもかんでも”アミノ酸等”だ。
つまり「うまみ成分」を添加しているのだ。
つまり本来の味が薄いので”うまみ”を加えてごまかしているのだ。
つまり単なるコストダウンの金儲けなのだ。
それでもその味が受け入れられている。
このお茶”もどき”も「美味しいから」と言われてもらったものだと言う。
”アミノ酸等”の味にならされて、本来の美味しさがわからなくなった人がたくさんいるという事だ。
「和食」がブームと言われる実態は、単に”アミノ酸等”で「うまみ」をコッテリと加えた”人工感味料”の安物偽物食品の蔓延である。
それにしてもお茶にまで化学調味料を加えるその神経がわからない。
堕落である。

もちろんお茶っ葉はゴミ箱に直行した。



尾崎町2丁目の街並み 1
大阪府阪南市尾崎町2丁目
撮影 2014年7月12日 土曜日 12時45分
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