体力の低下

一日中パソコンに向かって溜まった動画を変換し続けた。
もう見るのもイヤになるぐらい下手な動画だ。
2時間ぐらい歩いていると、急激に疲れが見えてきて、根気がなくなり、ザツになり、画面が荒れてくる。
頑張れば頑張るほど画面は揺れるし、撮るべきところは撮れていないし、動きが速くなる。
すっかり体力がなくなったのがわかる。
そういう時に「余裕」があれば、どこか喫茶店でも入って、疲れを癒すのだろうが、そういう事も思い浮かばず、ただ疲れた頭で歩き回るだけでロクな映像が撮れない結果となる。
かといって、そんな動画は廃却かと言えば、貧乏性で再撮影など出来ないので、ないよりはマシかと”とりあえず”アップロードすることになる。
そして増々ひどい動画が増え続ける事になる。
そう思うと、ドンドン気持ちが落ち込んできてしまい、もうダメかもなぁと弱気になってしまう。
観光地など行くと、同じような年齢のオッサンが結構エネルギッシュに歩き回っているのを見て、やっぱり育ちのイイ虚弱体質のボンボンはダメだなぁと感じる（苦笑）。
それでも大山倍達が熟年になり体力で若い人に叶わなくなったが、ワザで補ったという話もあるので、自分もワザでと思ったら、自分にはワザがなかったという事に気がついてダメだこりゃ。
一番正しい道は、少しだけ歩くというごく当たり前の話なんだけど、それが出来るようになるにはまだまだ自覚が足りないようだ。
体力が欲しいとはもう言わないから、自覚が欲しい。
ついでに若いジョシにモテたいというのは無理！との自覚も欲しいぞ。




大開通り 3
兵庫県豊岡市千代田町,中央町
撮影 2014年8月2日 土曜日 10時40分