闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

二八の法則

2016年06月22日 21時09分49秒 | Weblog
今日のMSNニュースの記事。
会社にも必要?「働かないアリ」の存在意義

この記事で述べられているのは、二八の法則。経済ではパレートの法則と言われるヤツだ。
蟻を研究している話なのだが、大変興味深い。

この記事の内容と同じような実験を、以前テレビの番組でやっていたことがある。
ある幼稚園で、後片付けか何かだったと思うのだが、みんなが後片付けをやっていると
約2割の子供がサボってやらない。
サボっている子を外して、一生懸命やっていた子だけで後片付けをやると
みんながちゃんと後片付けするかと思いきや、約2割の子供がサボりだす。

この記事の中では、それを「多様性」と言って、その瞬間をみると
働かない蟻は非効率に見えるが、長い目でみると、働かない蟻が時として
大変効率のいい方法を見つける事があると言っている。

そして最後には、日本の企業について語っていて、
日本の企業は、働かない蟻を排除して効率を追求してきたが、
同じ思考の人間ばかりになってしまい、逆に効率をさげているのだとか。

記事の最後には
『一見非効率な存在を許容するからこそ、組織の長期的な存続は図れるのだから』
と締めくくられている。

これは、私が以前から言っているように、最近は寛容性が足りないといっているのと
基本的には同じ事を言っているのだと思う。
現在、地球に存在する生物の生殖は、男女の生殖でDNAが減数分裂し、
それが混ざり合い、多様化する事で、30数億年の間に起こった
様々な危機を乗り越えてこられた。
皆が同じDNAを持っていたら、生物は全く生き残れなかっただろう。

ということは多様性を持つ事が、将来の発展に繋がるのだとしたら、
現在の企業の考え方は、全く間違っていると言わざるを得ない。

ひょっとすると二八の法則は、宇宙の基本的な法則の一つかも知れない。


今日目についた記事:
 ・英国民投票、市場は「失うもの」の方が大きい
  いよいよ明日投票ですねー。私は離脱が上回るような予感がするのですが・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 大体、多様性を認めるのが民主主義ではないのか?

今日読んだ本:
 ・DUO 3.0 ザ・カード
 ・一億人の英文法