闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

三菱自だけじゃなく、他の業界でも偽装をやっている企業は沢山あると思う

2016年06月17日 21時39分25秒 | Weblog
三菱、スズキで燃費データが改ざんされていた問題で、
今日のYAHOOニュースに『燃費データ不正 とどまらぬ補償、雪だるま式に 最低でも1千億円に

まぁ当たり前といえば当たり前、「最低でも」とついているが、
25年にも渡りユーザーを騙してきて1千億円とは、かなり少ないように思える。

ずっと以前にもこのブログで書いたが、目の前の不正を隠して得た利益より
不正が明るみになって、賠償する不利益の方が何十倍、何百倍になる。
これは古今東西を限らず、多くの企業が陥ったワナだ。
にもかかわらず三菱自は陥ってしまった、全く歴史に学んでない。

多少燃費が予定より悪くて、目標の売り上げに達しなかったとしても
目標売り上げから実際の売り上げを差し引いたマイナス分は
多分、1千億円よりずっと少なかった筈、結局、金を失い、信用を失い
もはや経営にも影響がでる有様、無様やねー。

三菱自の歴代社長は「ホテルアソシア名古屋ターミナル」の経営を学ぶべきだった。
倒産寸前だったホテルが、如何にして『真心ホテルNo.1』になれたのか?
何故、食中毒が出た時にそれを隠さなかったのか?
でもまぁ偽装までやる経営者だから、他に学ぶ気持ちなど到底ないだろうがね。

他の業界で偽装をやっている企業は沢山あると思う。
多分うちの偽装はバレないと、タカをくくっている経営者も多い事だろう。
しかし失敗学の畑村さんの研究によると、三菱自の例は対岸の火事ではない。
いつか自らの偽装が明るみになった時、泣くことになるのはあなたの企業だ。

また、舛添さんだったそうだ。
最初からすべてを明らかにして、きっちりとした対応をしておれば
多くの批判を受けたとしても、辞任に追い込まれることはなかったと思う。
結局、目先の利益に目が行ってしまって、
傷口が広がってどうしようもない結果に至ってしまったわけだ。


今日目についた記事:
 ・若い女性は風俗嬢、老人は姨捨て山…一億総貧困時代が来た
  「一億総活躍社会」とは、全く逆行している現実。それでもアベノミクスを支持しますか?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 臭いものには蓋せず、たとえ痛みを伴っても、根本的な対処をするのが一番の対応。

今日読んだ本:
 ・DUO 3.0 ザ・カード
 ・一億人の英文法