マッドサイエンティストが居るかもしれない

今日のＭＳＮオンラインにちょっとゾッとする記事が載っていた。
『遺伝子組み換え蚊、野生への放出は「時期尚早」 米研究』

この記事によると『マラリアやジカ熱などの昆虫媒介性の感染症と闘うために、
遺伝子操作した蚊を野生に放つことは時期尚早で、意図しない結果を招く恐れがある。
米国の最新報告書がこのほど発表された。』とある。
つまり遺伝子操作した蚊を野生に放す計画があるという事だ。

何と危険な事を！！
自然界に無いものを自然に放したら、どんな結果になるか予測できない。
上の記事は、全米アカデミーズは、予期せぬ破滅的な結果を招く恐れがあると
警告しているというものだが、私が恐れるのはＳＦ映画にでてくるような
マッドサイエンティストがいないとも限らない事だ。

現在は、法も整備されていないという危険な状態なのだが、
たとえ法が整備されたとしても、人知れず遺伝子操作した蚊を
自然界に放すマッドサイエンティストが絶対いるものだ。

特に、遺伝子操作された蚊は、遺伝子操作された家畜とは違い、
個体が小さいので、万が一、自然に出てしまったら完全駆除するのは不可能。
つまりたとえ今影響がないように見えても、今後の自然の進化に対して、
永遠に影響を与えてしまう怖さがある。

神の領域に踏み込んだ人間は、果たして何処に向かうのだろうか？


今日目についた記事：
　・今年も「バター不足」　緊急輸入しないといけない裏側
　　完全に政府の畜産政策の失敗だ。 結局、古い体質が首を絞めている

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　核に遺伝子操作・・・人類は危険なものを手に入れてしまったなぁ

今日読んだ本：
　・DUO 3.0　←多分明日完読
　・一億人の英文法