闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

映画「ターミネーター」のような事が 実際に起こらないことを祈る

2016年06月16日 21時22分53秒 | Weblog
少し前に米グーグルの研究部門が開発した囲碁AI「AlphaGo(アルファ碁)」と
韓国のプロ棋士イ・セドル氏が対戦して4勝1敗でAlphaGoが勝利したニュースを
ご存じの方も多いと思います。

このAlphaGoは、従来のプログラミング式のAIとは異なり、
ディープラーニングという手法で、コンピューターが自分で学習するところに
最大の違いがあって、より「人工知能」らしいものです。

そんな人工知能についての記事が、今日のダイヤモンドオンラインに載っていました。
バッハの才能すら模倣!人工知能はあらゆる職業を脅かす

この記事の中にも書かれていますが、最近、よく言われる事、
それは人工知能が多くの職業で幅をきかせるようになり、
消滅する職業が出てくるのではないかという予測です。

この記事の中にもありました。
『オックスフォード大学の研究者と野村総研の分析によると、今後20年以内に、
 AIの発展によって、銀行窓口係やホテルの受付、路線バスの運転手など、
 さまざまな分野の職業が消滅するという。』とある。

私は確かに人工知能が進出してくるのは間違いないと思っていますが、
予測されているすべての職業が人工知能に置き換わるとは思いません。

例えば銀行の窓口一つとっても、ルーティーンについては確かに人工知能で
十分果たせるかも知れないが、人間の考えている事など千差万別ですから
時には人間的な対応も必要になるはずです。

さらにこの記事では、創造的な分野ですら人工知能が進出すると予想している。
というのも、過去の偉大な芸術家の癖などを学習した人工知能が
その芸術家が創り出す作品と見間違えるようなものを創る出す事ができるとあり
また、過去の多数の芸術家の作品を人工知能に覚えさせて、
人工知能自身に新しい作品を創り出させたと書かれている。

しかしそれらの人工知能には、必ず手本となるものが必要だ。
全く無から全く新しいモノを創り出してはいない。

『シンギュラリティ以降のことは誰にもわからない、とは言うものの、
 AIの性能が向上した先に、人類に残された仕事などあるのだろうか。』
とも書かれている。

「シンギュラリティ」とは「人工知能の能力が人類の知能を上回る」という事だ。
確かにそういう日が来るかも知れないが、まずは特定の分野からだろう。
トータルで、人間を凌駕するシンギュラリティが起こるのはずっと先だ。

シンギュラリティが来たら、人工知能が「自我」というものを持ったのか
単に電気信号の処理結果なのかを見極める必要はあるだろう。
もし「自我」を持ったとすると、映画「ターミネーター」のような事が
実際に起こらないことを祈るが、どーせそんな時代が来たところで、
その頃には、もう私は生きていないだろうし

ノイマン型コンピューター(現在のプログラム式)では、
ソフトに間違いがあっても、人間がデバッグして修正することができるが、
ディープラーニング式のコンピューターでは、
どのようにコンピューターがそれを学習し、処理して結論をだしているのか
人間が知る事ができないところに、怖ろしさを覚えますが・・・


今日目についた記事:
 ・北海道で震度6弱 気象庁が会見 「同程度の地震の恐れある」
  南の次は北か・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 私が生きている間に、どれだけ人工知能は進化するだろうね?
 でも人工知能ロボットに介護されるのは嫌だなぁー

今日読んだ本:
 ・DUO 3.0 ザ・カード
 ・一億人の英文法