ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




国道4号の東の裏通りにあった民家。今は取り壊されて駐車場になっている。右後ろのビルは潤徳女子中学校。足立区千住2-15。2003(平成15)年1月12日



つるや染物店。千住2-34。1990(平成2)年4月30日

本町センター通り(旧日光街道)から西へ入るわりと広い横丁で、勝専寺の山門(赤門)に突き当たる。つるやは、現在は取り壊されて駐車場になっている。どこかに移ったのだろうか。写真左の美容室アサノはなくなったがビルは今も建っている。写真右に門が見えるが、つるやの後ろにあるお屋敷の門。
『東京いま・むかし』(桐谷逸夫・桐谷エリザベス著、日貿出版社、平成8年、2,987円)によると、ご主人の森昌三氏は大正3年生まれ、群馬県伊勢崎市の出身。昭和9年に伊勢崎の機屋の中継ぎで働くようになる。戦後も京都や大阪で修業、昭和29年に写真の家を手に入れて独立した。その2年後に結婚。夫人は浅草日本堤のお針子さんで、仕事に関しても信頼できる人で、二人でがんばってきたらしい。本書には店内の絵も載っている。

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