ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




小橋湯。足立区千住1-23。1990(平成2)年4月30日

本町センター通り商店街(旧日光街道)の、通りから東へ入ると、撮影時だったら区立千住小学校があった辺りになる。少し南(写真左奥)へ行けば区役所通りだ。千寿小は、今では「東京藝術大学千住キャンバス」及び「足立区立リエゾンセンター」、足立区役所は「東京芸術センター」及び「ハローワーク足立」などになった。「区役所通り」は「旧区役所通り」と言っているようである。
小橋湯は東京の伝統的な立派な建物である。ただし戦後に建てられたもので、戦後になっても、これだけの銭湯が建てられたことに驚く。千住ならでは、だろうか? 旧区役所通りの千住仲町側に「千住小橋跡」の石碑があるそうで、あるいはそれにちなんだ名前なのかもしれない。
写真右のどさん子ラーメンは、店舗もそのままで今でも続いている。看板建築風の小さな家で、看板も替えていないような感じだ。その左の空き地には4階建ての小さなビルが建った。銭湯は「ZAMAエンゼルハイム北千住(1992年4月竣工)」というマンションに。たぶん、小橋湯を経営していた人がオーナーなのだろう。その左は「和泉屋本店」だが、なんの店だったかは知らない。やはり1階に店舗がはいったマンションに建て替わっている。

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