ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





警友総合病院
横浜市中区山下町48
1988(昭和63)年8月6日

旧警友病院別館(旧露亜銀行横浜支店)の建つ街区の反対の角にあった。居留区48番館がある四つ角である。『日本近代建築総覧』では「建築年=1934(昭和9)年、構造=RC3、設計=隅田建築事務所、施工=清水組、地下1階」。
1・2階がわりと平面的なのに3階が半円柱の奥に縦長の窓を並べている。4階を増築し、角にあった玄関がふさがれて壁になってしまっている。
『けいゆう病院』によると、「神奈川県警友会」という病院の経営母体を組織して昭和9年5月に開院した。平成8年1月にみなとみらい3丁目に移転したが、そのときに名称を「けいゆう病院」と変更している。正式には「財団法人神奈川県警友会けいゆう病院」。同サイトにビル全体を納めた写真が載っている。

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