ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




築地4丁目交差点。中央区築地3-16。1986(昭和61)年5月11日

晴海通りと新大橋通りの交差する築地4丁目交差点の、築地本願寺がある築地3丁目側。交差点角の日本家屋から写真右の晴海通りに面する低層の建物は、今では全て建て変わっている。角の家は左の看板が「丸ワ商会」右が「喜楽鮨」。以下、右へ「京橋信用金庫本店」「関富」「伏忠商店」「築地ドラッグ」「三銀保証キャピタル」と並んでいるはずだ。右端のビルはたぶん「ビジネスホテルバン」。



丸ワ商会。1986(昭和61)年8月31日

丸ワ商会は『下町残照』(村岡秀男著、朝日新聞社、1988年)の写真を見ると陶器の店である。店主の談によると、最初は日本橋魚河岸のそばに開店し、市場の移転と共に移ってきたという。昭和7年の建築らしい。



ふくだ屋。1989(平成1)年11月5日

1枚目の写真の右端から本願寺の南の門までが写っている。1枚目の写真の伏忠商店を含めて3軒くらいがビルに変わったのが上の写真左端のビルだ。画面左端が「三銀保証キャピタル」、その右へ「難破輪業」「らくだ屋」「服部製作所」。
昭和25年頃の火保図には「丸和陶器店」「伏忠食品店」「サイクル難破」「服部木工所」の記載がある。

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