ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




キムラヤ、大野屋米店。中央区築地2-10。1986(昭和61)年5月11日

晴海通りの築地三丁目交差点を西へ入った横丁。水作果物店、福市だんごに続く家並みである。「築地名物 キムラヤのケシあんパン」の幟が出ている。「あんパン―木村屋」というと銀座の木村屋が有名だが、「築地木村屋」は「ケシあんパン」で勝負という具合らしい。HPを見ると、明治43年の創業で銀座木村屋総本店の分家に当たる、としている。



築地文具。現在はビルに替わったが、築地木村屋の隣は銅板貼りの長屋だった。1989(平成1)年11月5日

近影。2010(平成22)年2月25日

築地木村屋の隣がビルに替わった以外は1枚目の写真の25年前とあまり違わない。ただ、よく見ると看板が書き換えられたり、日除けのテントが付け替えられている。大野屋の店頭には「おにぎりコーナー」ができた。

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