ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




精文堂。千代田区内神田2-16。1987(昭和62)年12月31日

前の通りは神田警察通り。神田司町のNTT神田電話局(NTT神田ビル)の斜向かいになる。現在では古河電工神田ビルが建っている場所だ。かつては神田旭町といった。
大通りに面した看板建築は五軒長屋のようで、横丁に入ったところの建物を画面に入れようとして、長屋の左側が切れてしまった。長屋は右の角から「精文堂本店(印鑑・名刺)」と「友朋社」、「牧野商事」、「にっしん(カメラ)」。その左は住宅地図では「内田染色工業」「コシバ」。



松井薬局。内神田3-23。左:1987(昭和62)年12月31日

1枚目の写真から左(東)へ2ブロック移った並び。写真左手はすぐ多町大通りとの交差点で、「フジヤパン店/内神田3」の写真に続いている。旧町名は神田多町1丁目。
角の「松井薬局」から「若松屋肉店」「谷酒店」。いずれも昭和30年頃の火保図に載っている商店だ。

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