ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




かとう。千代田区神田多町2-6。1987(昭和62)年8月14日

十八通りの中央通りに近い四つ角で、「酒席・御食事 かとう」の建物は「酒処 かじや」に替わったが今も残っている。写真右奥に「天定」の日除けがあるが、これは替わっていない。かとうの左は、住宅地図では「住美ビル」「アコス」「しげ福」。昭和30年頃の火保図では、かとうは床屋になっている。
現在、かとうの左からその奥にかけては20軒位の家屋をまとめて「グランド・ガーラ神田」(2007年3月竣工)というビルに替わった。土地の買い上げがきれいにできなかったらしく複雑な平面をしている。


日興木材工業
神田多町2-4
1988(昭和63)年6月5日

写真右奥に一八通りに面した「かとう」が見えている。写真左端は「神和ゴム、便送組合」の跡で以下、「富士、日興木材工業」「ローリング興業社」「ムサシ堂釣具店」。
現在、トタン張りに見える看板建築の家は全部がなくなって、コインパークになっている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )