ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




吉川商店。千代田区神田須田町1-4。1987(昭和62)年9月13日

靖国通りの南の裏通りになる。外堀通りから多町大通りを渡って中央通りの須田町交差点に出る道路だ。吉川商店は米屋のようだが、今は吉川ビルになって米屋は廃業したようだ。「ヨシムラ」の袖看板の文字は「九代目吉村金兵衛分家 創業明治27年 印鑑と印刷 ヨシムラ」。この吉村印舗の建物が今も替わっていない。


左:久保田織物。神田須田町1-6。1987(昭和62)年12月31日
右:民家。神田須田町1-8。1987(昭和62)年1月1日

久保田織物は1枚目の写真の右端にかろうじて写っている。建物は現存している。建物横の防火用水の水槽は処分されたらしく、今は見当たらない。
右写真の看板建築は多町大通りの靖国通り近くの「庄之助」の角を西へ入ったところ。写真右の空地は「田丸電機、都ビル」の2枚目の写真の駐車場。今はビルになった。2階前面を出窓にした変わった造りだ。正面からも撮影しておけばよかった。

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