るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

ソプラノ・リサイタル

2007-01-31 22:39:10 | 声楽(鑑賞)
職場のビル内にある小ホールで、25年イタリアにいたが、数年前に戻ってきたというソプラノのリサイタルを聞きに行った。
客をなごませようと、歌い手が自ら曲を解説したり、色々な話をしてくれている。
その話の上手さが印象深い。
ヴィヴァルディの「私はジャスミンの花」の解説で知ったことだが、イタリア語で「ジャスミン」はジェルソミーナというのだそうだ。映画の「道」のヒロインって、ジャスミンに由来する名前だったのか、と知る。
歌では、宝石の歌をドラマンティコ・ソプラノで聞いたのは新鮮だった。また、夕鶴の別れのアリアは涙が出てきた。
職場の真下だったから、たまたま行ったのだけど、他の人たちは、その方の教え子が多かったようだ。演奏活動を活発になさっている先生だと、チケットを買わされたりして大変なのかなぁ、なんてよぎってしまった。