るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

ベルカントを考える6

2021-09-03 23:01:00 | 声楽(レッスン)
バリトンの先生のレッスンでは現在、イタリア古典歌曲の「ああ、私の優しい熱情が(O del mio dolce ardor)」と、ベッリーニの「清教徒」の「あなたの優しい声が(Qui la voce sua soave)」を習っている。
イタリア古典歌曲の「ああ、私の優しい熱情が(O del mio dolce ardor)」は3回ほど歌って卒業。
そしてら、「次はベッリーニ歌曲集にしましょう。Sei Arietteで」
次はパイジェッロの「うつろの心(Nel cor piu mi sento)」だろうとばかり思って、プロ音楽家の知人にお金を払って、3パターンほどのバリエーションを書いてもらったというのに。

う~ん、六大卒の先生も「ベッリーニ歌曲」と言い出して、「Tre Ariette」をやることになったんだよな。バリトンの先生が「イタリア語以外の歌を習うのなら他の先生に」と言ったからドイツリートやフランス歌曲のリサイタルを沢山開いているこの先生にお願いしたのに。音楽高校の先生もされているから、進め方も音高生向きなのかなぁと。私みたいな素人のオバサンの生徒は他にいなさそう。

「好きな曲持ってきても良い」といえば、匙捨てられている感じがするし、かといって練習曲にしかならなさそうな曲ばっかりやっても、何のためにやるのかわからなくなってしまうんだよなあ。
ハイ、我儘なのは承知の上です。

バリトンの先生が「あなたの優しい声が(Qui la voce sua soave)」のレッスンが終わった後、「リリコの声なのに、ハイEsも出るようになりましたね。ヴィオレッタのEstranoも夢ではありません。Traviataの全幕通すのが目標ですからね」と言っていった。

でも、私にチャンスをくれた団体に関しては、コロナが明けても再開困難だと思う・・・。
私はEstraoを歌って満足するくらいなら、フローラ全幕をやりたいです。
「清教徒」もエルヴィーラのアリアを歌うくらいなら、エンリケッタをやりたいです。