るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

1ヶ月間で4回の本番の反省

2016-04-27 09:08:00 | 声楽(レッスン)
全て異なる曲目で、オペラ(合唱)→ソロ4曲→オペラ(合唱)→ソロ4曲と1ヶ月間で歌った体験は元々チャレンジなことだと思ったのでその反省。

感想としては、以下の通り
①思ったより大変ではない
オペラの合唱は全部、ソロ8曲のうち2曲は、過去に本番があったものだったし。これが全部新しい本番だったら話は別かも。
②本番終わるごとの達成感がない
いつも本番終わると達成感を感じるものだが、それはあまり感じられなかった。4回目の最後は流石に最後にグタっときたが。
③終わってしまってから、次の目標を探すのが大変
確定しているのは、L先生にお願いした7月のコンクールとオーデション。本業関係の所で、40席くらいのコンサートができるギャラリーがあるので、そこで何かやりたいんだけど、リサイタルにすると自分の知り合いしか来ないから考え中。

個別の本番については、過去にそれぞれ書いているけど、まとめるとこんな感じ。
①1回目:オリジナルオペラの地方公演の合唱
以前の本番は十分に準備に時間をかけられなかったが、今回はもう少し深く作品を理解できた。地元の歓迎ぶりに感動。コンテンポラリーアートは町おこしとの融合性が高いということに気付き、本業の勉強にもなった。
②2回目:バリトンの先生の音楽教室の発表会
4曲のうちベッリーニのアリア以外は全部新曲。室内楽に強みを持つ音楽教室なのでそちらの様子が勉強になった。
③3回目:魔笛のオペラ合唱
前は侍女3だったけど、この作品の大人のオペラ合唱って出番が少なくてつまらない。音大卒でも個性的でもなければ、お世辞のようなレッスンにお金を払っているだけのオバサンは、「失敗も愛されるお気に入りの若手」の教材になるために時間を割くほどヒマでもないし、周囲からも色々なクレームを受けているので、今後は撤退。
④4回目:同業者自主企画コンサート
もう最初の趣旨からどんどん逸脱しているのだけど、満席になるから文句も言えず。
前回は「もっと知名度の高いものにしてほしい」という意見があったため、そのような曲を増やしたのだが、「椿姫」のアリアが好評だった。

結論:
「チャレンジできる」「クオリティが上がる」の両方がないとダメ。仕事ならそうでなくても割り切ったり我慢したりすることができるが、趣味は無理。両方できないもの、その可能性が期待できないものは、時間の無駄と知人への迷惑になりかねないから、こちらから切っていくつもりで臨むしかない。