上砂理佳のうぐいす日記

銀座中央ギャラリー「10×10版画展」は無事終了。お越しいただいた皆様、ありがとうございました★

大ちゃんの決断★

2014-10-14 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
大ちゃん、今日10月14日に現役引退発表がありました。
台風一過で、晴れ渡る「善き日」です。

ちょうど家に居たので、倉敷での記者会見ライブで見てました。
ちちんぷいぷいも色々映像持っててご縁が深いので、トップニュースで長くやってくれました。
正直、あまり実感が湧かないけれど、これから試合の過去映像とか見る度に、泣いてしまうかなあ~。
私自身は、八割方、引退するであろうと思っていたので、衝撃は無いです。
それよりも、こーんなに長い間、世界のトップシーンで活躍してくれて、山盛りの名プログラムを魅せてくれたことが、予想のはるか上を行ったことだったので、大ちゃんお疲れ!100%満足よ。ありがとう!という気持ち。
やっぱり、私にとっての原点は、あの優勝した世界ジュニア15歳なので、そこから長い長い旅が終わったんだなあーと。感慨深いです。
本当に!
旅が終わったんだ!

それでも、アイスショーの出演は決定しているので、まだしばらくは大ちゃんの滑りが見られますね。
「いったん区切りをつけて、これからどうするかを考える」というのは、大ちゃんらしい。
今までずっと試合のサイクルで人生が回っていたと思うので、それだと自分が果たして「スケート以外に何か出来るのか」わからなくなりますよね。
少し離れたところに自分を置いて、「やっぱりスケートに関わって生きよう!」という結論に達してくれたらいいなあ、とも思うけど、こればかりは読めないですよね。運命にまかせるしか。

フィギュアスケートはルール上、引退しても一度だけ復帰してオリンピックにも出られるので、その可能性も無いことは無いのですが、それには「情熱満タン!」のモチベーションがいりそう。
記者会見見ていたら、大ちゃん的には五輪直後の悔しさが消えて、現役でやるモチベーションが無くなったように思えました。
世界一の頂点も、もう極めたし。記録も作ったし。何より後輩がいっぱい育って、日本男子は様変わりしたし。
次に進む時が来た、って感じがしました。
こんな厳しい世界で第一線でやっていくには、半端でない情熱が必要なのでしょう。

ちちんぷいぷいで渡部絵美氏が言ってたけど、「ぽっと出で、あれよあれよという間にチャンピオンになっちゃったタイプでなく、ひとつひとつ重いドアをこじ開けて来た」大ちゃんだからこそ、何か人間臭く思わず応援したくなりました。
自分の人生と大ちゃんのスケートが重なり合う部分も大きかったから、気持ちが揺さぶられ続けてきたのかも。
大ちゃんのスケートはエモーショナルで、「かきたてられる」のよね。胸が。
それはまさに「芸術」なんですよね。

これから、ショーに出ながら試行錯誤して、幸せな道に進んで欲しいなあ、と思います。
…とは言えしばらくは引退のご挨拶回りで多忙かな。大ちゃん頑張れ!★
コメント (4)
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