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上砂理佳のうぐいす日記

阪神百貨店の女流版画家5人展無事終了。多くの方にご高覧いただきました。ありがとうございました★

たかじんの番組★

2013-06-15 | うぐいすよもやま日記
やしきたかじんは好きじゃないけど、さすがに病気だったら復活応援したくなるのが人情。
だって、たかじんの番組は面白いんだもん。「本音で生きる関西人」の気質をイキイキ表現してる…と言える。「こんなん黙っといてええんか?アカンやろ!」というツッコミ気質とでもいえましょうか。
「たかじんnoマネー」に、渦中の橋下さん生出演ということで見てました。
従軍慰安婦問題は、この世が男社会である限り、なくならない「原罪」だと思う。
慰安婦が「人間としてあってはならない悪い」ことならば、今現在、営業認定されている「風俗」や「娼館」はどーなるんですか。そこを無くせよと言いたい。
もちろん、「積極的にその仕事をしたい」という女性も少しはいるだろうけれど、多くの場合は経済的理由によるものでしょう。
男性が性欲をコントロール出来る薬剤なり装置なりを本格的に開発しない限り、人類は永久にこの「原罪」から逃れられない。でも本気で開発しないのは、「男社会」だから。
私は、橋下さんが一貫して言い続けてることは、間違ってないと思う。ただ、言い方と順序がマズかった。だから反感を買ったし、本当に言いたいことが、人々に伝わらない。
でも、「女性をバカにしてる」と怒る女性にも、なんか違和感を感じます。
橋下さんを非難するなら、「風俗」「娼館」を認めているこの世の人全てがアカンやろ!と。
私自身も、「ああまあ仕方ないか」と、認めてしまっていることになります。風俗反対運動なんてしていないから。だから私も「原罪」を抱えてる。
そして、「そういう仕事をしている人」を見下しているところがある。それは否定出来ないところ。
自分自身がそんな人間であるのに、なぜ橋下さんばかり叩けましょうか。
橋下さんに批判の集中砲火を浴びせるのは、マスコミが意図してそう仕向けている、ということもあるけれど、誰もが心の奥底に持つ「自分の中の原罪」を、彼が揺さぶってしまうから。それが怖くてたまらないから。
誰だって「自分は悪くない」ことにしたいから、安心して叩ける素材が見つかったら、「待ってました!」とばかりに叩く。悪者を祭り上げることで自分を正当化する。
今のマスコミって全部このパターンで、「じゃあこの悲惨な従軍慰安婦問題を、今後なくすには、どうしたらいいんですか」というところには誰も踏み込まない。それは「原罪」だから。そこで思考停止になってるのです。
たかじんの番組で、橋下さんの意見がきちんと伝わったことはとても有意義だった。
要するに「従軍慰安婦システムが国家組織的に(日本国の意図として)行われたのか、そうでなく民間業者が勝手にやったのか、日韓双方の専門家(歴史研究者)で真剣に検証すべき」という事が、橋下さんの主張の重要ポイント。
コメンテーター達は、それなりに良い質問もしていたけれど、一時間では論議も尽くせないので残念。そして、出演者は二人の女性を除き皆男性なので、やっぱりこの「原罪」のところには触れないのも残念。
このまま目をつぶって、橋下さんにだけ罪をかぶせて、今まで通りナアナアでいくのか、現状打破を考えるのか。
日韓の問題はさておき、私はまず、全ての女性は力をつけようよ、と言いたい。
レイプされそうになったら抵抗する。殴り返す。腕力でも武術でも武器でもいいから、とにかく女性として不当な扱いを受けたら反撃するということ。
沖縄で、アメリカ兵にたとえ「風俗」をあてがっても、レイプ自体は根絶出来ないと思う(そのあたりは橋下さん、安易な発言をしてしまったなーと思いますが)。
ならば、女の人も夜道を一人でフラフラ歩かないとか、武器やガードマンや自分自身の力を持って自分を守ること。「私に触れたら殺すわよ」という状態にする。
女性専門の無料武道場を山のように作って、みんな防衛能力をつけるとかどうでしょう。少なくとも、何も出来ないよりは良いです。
女の人が虐げられていない社会が、一番良い社会なのはもはや明らか。
でも、マスコミも政治も完璧に男社会なので、「男は女を犠牲にしてもOK(あるいは仕方ない)」という認識で固まってしまってる。だからそこから先に進めない。
「レイプは死刑」そして「女性は全力で自分を守る」これでいくべきだと思います。いかがなものでしょう★
コメント
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