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上砂理佳のうぐいす日記

阪神百貨店の女流版画家5人展無事終了。多くの方にご高覧いただきました。ありがとうございました★

★ズームインと関大アイスショー

2006-07-11 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
コメントで、あゆみさんとまもーさんが「大ちゃんのテレビ情報」を下さってる事に関して、整理してご紹介しておきます。TV放映を見られる環境の方はチェック
★中京TVズームイン・フィギュア
 既にお馴染みらしいこの番組。今週の金曜朝も、大ちゃんだとか。
 確かに白系のファッションは珍しいかも(髪と髭がねえ…)
 やはり、なかなかのお洒落さんですね^^
★関大アイスリンク「こけら落としイベント」のニュース
 私、金曜だと勘違いしてたけど、13日(木)ですね。
 ブースポ・ブログニュースからです。なんか「商魂」っぽいな。
 広告代理店はどこなんだろうか(D通?)。
 まあとにかく長ーく、学生と地域住民に貢献する施設になって下さい。
 このニュースを読む限りでは、7月22日(土)に関西ではTV放映
 される模様。TV朝日系列ですね。
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わたくしと大ちゃん(7)

2006-07-10 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
大ちゃんは冒頭の4回転成功のせいかノッてます。段々と拍手も熱くなり
この少年 誰か知らんが めちゃうまい
…一句ひねってる場合か。独のお客さんは多分誰も知らないよ、この子。
妖しげ~な目線からそう、ビームビーム。速い華麗な情熱ステップ。
踊りまくる!全身で踊りまくる!喝采!
タラソワさんも長光コーチもテンション高い。完全にお客さんを魅了した大ちゃんでした。技術点は4.8~5.3、芸術点は5.5まで出たゾ。ああ~もうちょっと欲しかったけど、最終グループで滑ってないしね。
成功だっ!大成功デビュー!!!

…私は、あたかも生観戦していたかのように書いてますが、勿論そんなこたあない(笑)。ドイツで見たかったよ。まだPCの扱いが不得手で「オンラインリザルト」なんて知らなかった私は、ひたすらにニュースと新聞で様子を知るのみでした。携帯サイトで知り合ったフイギュア友達からも、ポチポチと連絡が。殆どの人が「高橋君よく知らん」なんですが。
「4回転降りたね~すごいすごい」と、普段キビシイ友人某が、大ちゃんを褒めてくれました。とにかく最大の難関だったクワドを降りたよ。私がささやかながらも大ちゃんファンになって、最初に「うれしゅうて うれしゅうて」状態になったのはこの時かも。
ヤマト君・24歳は4トゥが回転不足でオーバーターン。アクセルは2回転。この試合で引退を決めていたので、彼の必死の気迫が伝わる熱演でした。ドイツ国旗色を髪にもあしらい(?)「モヒカンなトサカ」ヘアでしたが。
今見るとやっぱり全日本王者らしく、滑りが洗練されていて上手い。手足が長いので、キマッた時はとても美しいライン。ですが、この時は予選で足を捻挫していて「もう気力だけで踏ん張る」ギリギリの状態だったとか。でも明るくふるまってたよねえ~。泣ける。SP22位です。

女子SPまでは、静香ちゃんがコーエンのすぐ後ろ、2位につけ(この時がモロゾフ振付の「サイバースワン」です)、日本サイドも盛り上がってきました。やっぱりこの時のしーちゃんには「あれ?あれ?あれれー?」っちゅうオーラがあったよ。作季の世選の織田君みたいな「勢い」が。
本田君を欠いた日本男子二人に課せられた使命。
それは「来年のワールド2枠ゲット」!
来年はトリノ五輪出場枠がかかってます。だから「1枠」であるよりは「2枠」であった方が勿論イイ。このままヤマト君が引退ということならば、復調したエース本田君と、若手成長株・大ちゃんの二人で「トリノ五輪・3枠ゲット」…つまり二人の順位を足した総合が「13」以内になること…も夢ではない。
出場枠云々を余り言いたくは無いのですが、実際問題「3枠」あればいくら何でも、大ちゃんはトリノへ行けるじゃろ…と私も考えざるを得ないのでした。
オリンピックの前にはワールド。
ワールドの前には全日本・GP。
全日本・GPの前にはブロック大会、オープン大会、各種予選…。
私も選手ではないので良く解りませんが
「全ての道はトリノへ続く」
今、やってる事の一つ一つ全てが、五輪へ密接につながってるかのような。
だから、ワールドは重要なのでした。
でも、ヤマト兄貴が可愛がってくれていたからか(?)大ちゃんは初めての世選、余りプレッシャーを感じていないかのようでした。兄貴の捻挫を知ってたのか否か。自分が10位以内に入ればかなりの確率で男子2枠決定。SP終了時で13位にいます。
高校生活も終わり。いい締めくくりをして欲しい。フリーでも4回転を降りられるのか?私は祈るような思いでした。

「パガニーニ~」は冒頭の「ちょっとひと踊り」が私は好き。
「これから素敵な話の始まり始まり」って感じで。
大ちゃんの動きが繊細で、ヴァイオリンの音が殊更に美しく聞こえる。
曲の構成がかなり変幻自在というか、起伏に飛びまくっているので、一度「流れ」から落ちてしまったら立て直すのが難しいPGです。でも18歳大ちゃん、頑張ってます。つなぎも緻密で、ず~っとず~っと踊りながらジャンプを跳んでいかねばならない。これは体力いりそうよ…。
コメント (7)
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わたくしと大ちゃん(6)

2006-07-10 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
さあ~DOIのチケットも届いて新幹線も手配して。
あとは貢物ですね。ラッピングに凝っちゃったりするのよね^^
その前に関大スケートリンク・こけら落としイベントがありますが、T市市長とか来るのかな~。すぐりんや美姫ちゃんも来るって信じられまへん。
「関係者のみ入場」って。私も関大のあるS市在住だから「関係者」さ。
「わたくしと大ちゃん」を書いているのだから「関係者」さ。
入れんかい。
どなたか「関係者」の方のブログを待つのみ(よろしくお願い致します)。

03年末の全日本EXは「MOI」というイベントでした。
わたくしは「ヤグディンが来る!」と知り、エイヤと奮発。
新幹線に乗って、友人と3回公演全てを違う席で見たのですが、その時、大ちゃんの「デザート・ローズ」も拝んだ…と、これが、どーして振付覚えてないんだろ(笑)。
ただ、非常に色っぽい狂おしいムードでした。なんか他の男子とは「カテゴリーが違う」感じ。織田君はその頃から「コミカル・ボーイ」で、可愛い役者でしたが、今の台頭は想像出来なかったな~。ちょっと線が細い感じだったから。
小林宏一君という「ジャニーズ・ジュニアと二足わらじ」で有名な男の子と仲良しらしく(同期かな)、大ちゃんが登場する時「ヒャッホー♪ヒューヒュー♪」と大声ではやしたてるのですね。大ちゃんは「おまえー!やめんかいっ!(笑)」と小林君に一瞥をくれながら、ズッコケてリンクに出ていたな。なんだろね。双方「踊るヒト」だから気が合うのかね。
しーちゃんのお誕生日ケーキをヤグディンがシズシズと(あ、シャレだ)運んだりして、いやはや、あれは余りにも楽しいイベントでしたが。又、別項で。

明けて04年の四大陸は、ジェフが優勝。サンデュー2位。ライサ3位。
この頃は、カナダも日本もトップ(いわば1軍)を送ってたんだね…豪華じゃ。
(ジェフは国内選で大失敗してしまい、ワールド代表から落選。この四大陸がシーズン最終戦でした。優勝したものの、私の落胆は大きかった。)
本田君がSPのウォームアップに出ましたが(曲は「ロミ&ジュリ」)うつむいたまま、静かに流すのみ。足首の故障の痛みで最後の最後まで悩んでいたのでした。
ここで棄権する、という事は「今季が終わった」に等しい。
でも結局、無念の棄権コール。
M新聞は「全日本も四大陸も棄権した本田が、いくらエースとは言え世界選手権に出る資格があるだろうか」「怪我が多すぎる」…と超・批判的でしたが、私は不快でした。怪我したくてしてるんじゃないよ。叩いた所で何の益があるのか。リンクに出て棄権、というのは選手にとって死ぬよりツライ事なのだ。
このシーズンはSP・FSともモロゾフの振付。
特にFSの「ワルシャワ・コンツェルト」が私は大好きでした。
「戦場のピアニスト」のイメージらしく、ところどころピアノを弾くような振りがあるのですが、豊潤で、品格と美のあるPGでした。それだけに残念。
この頃、本田君は4回転トゥ2回+4回転サルコゥ1回=計4回転を3回…フリーに入れて練習していたので、足に相当の負担がかかっていたのだと思います。今の時代では考えられないかも。

大ちゃんはこの時、フリーの「パガニーニ」で初めて4回転成功!
降りた!降りた!降りたのよっ!!!シニア公式大会で初めてでは(!)
大きなミスもなくFSでは4位。でもSPで転倒して最終組で滑れなかった事が響いて、総合は6位。しかしマズマズ合格点でした。
兄貴のヤマト君はSPで4-3に成功しナント暫定ながら2位(!)しかしFSで崩れましたが…踏ん張って総合5位。
ドルトムントの世界選手権へはヤマト君と大ちゃんの派遣が決まりました。
この時、ライサチェクがなかなかの「やんちゃくれ」で、素晴しく光るものがありました…と思っていたら翌年は優勝したんだよね。でも、この時もSPは「闘牛士」だったのよ(笑)。もう生涯、ライサはSPでは「闘牛士」しかやんないのかも。

…4回転を降りた…大ちゃん。さあ、ワールド本番で降りられるのか。
私は気もそぞろでした(ホンマか)。
いや、この04年ドイツ大会は、あらゆる意味で印象深い試合でした。
シーズンずっと好調でコーエンの後をぴったりつけてきた荒川さんが、直前でタラソワさんにコーチを変えて皆の注目が集まっていたし、ジョニーが1月の全米で感涙の初優勝を果たし、いざ!ワールド・デビューとなったり。
大ちゃんは、予選A組の7位(4回転挑まず?)。ヤマト君はB組12位のスタートでした。

予選で上位につけておいた方が、SPを遅い順番で滑れるのでそれだけ有利…まずまずの好位置につけた大ちゃん。
「Nyah」は素晴しいテンションでした。もー。まさかのSPで4回転に挑戦!
4-2の2トゥで大きくバランスを崩し手をついちゃったんだけど、
ワールドで4トゥを完全に降りたあ~。降りたあ~。
続く3アクセルは、かなり危うく傾いたけど踏ん張る。ステップからの3ルッツは今と全くおんなじ(?)。動きが素早くキレてるよ。
さて。あの「目」や。目からビームが。
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訂正変更★

2006-07-05 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
↓(5)で「この時、日本男子の世界選手権代表切符は3枚」…と書いて寝たのですが、夜中で朦朧としてたせいか間違ってました。この03-04年の枠は「2」でしたね。ということで加筆訂正。
まず、02年世選@長野で本田君が3位になり、2枠ゲット(だよねえ?)。
翌年の03年世選@ワシントンは、本田君が一人だけで出場し、再び3位。ここでまた2枠ゲット。
…そうでしたね。
03年からは、一人で出場して2位以上になれば、翌年の枠は3つ取れた。それが駄目でも、3位~10位以内に入れば2枠とれた。だからあえて03年世選は二人目を送りこまず、本田君だけ出したのだったわ。本田君と2番手以下の選手の実力に開きがありすぎて、足を引っ張ることになってはいけない…という、城田強化部長の采配だったわ。思い出した。
私は、大ちゃんはまだ仕方ないとしても、実質上2番手のヤマト君は出られると思っていたのよね。だから「あえて送り込まない」事にショックを受けた覚えが。
結果的にはこの采配が功を奏し、男子は2枠取れてまずまず良かったのですが、ヤマト君がWFS12号インタビューで
「僕は(世選に)行けると思っていたのに、連盟に何も知らされないまま、本田君一人で行く事になった、とスポーツ新聞で見て、ショックを受けた」
と、語っているのを読みました。もーつらいつらい。
去年のN杯でも、織田君は自分の名前がエントリー表に載っている事をインターネットで知って「タマゲた!」という事でしたね。いったい連盟と選手の間柄って何なんだ。意思疎通が無いのか?
可哀相なヤマト君。年齢的に彼の方が先に引退するのだし、長く活躍してきた選手に、もうちっと連盟も配慮せんかい。勝負の世界だから…とは思うものの、この頃は城田部長の強引な采配っぷりも増々エスカレートしていく感があって、非難も多かった。今思うと、多分、連盟内部でもこの頃から黒い煙がブスブスくすぶっていたのかなあ。とにかく、世選の代表を決める全日本は、毎年モメる元だったような気がします(それはどこの国でも一緒か)。

★WFS12号は、本田君・ヤマト君・大ちゃんのインタビューを収録。
 この頃の男子の流れを知るのにはグーです~
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わたくしと大ちゃん(5)

2006-07-05 | 大ちゃんたら大ちゃんたら

どピンク×黒の衣装で「Nyah」を演じる大ちゃん。
これは05年ワールドSPですが、好きなショット
あ~ららららら~♪なんだっ!なんだなんだっ!!
この色っぽさはなんですか。
フラメンコなリズムに合わせて、情熱のステップを踏む。私が「カニの横歩き」と命名した中盤の見せ場では、妖しげ~な視線をジャッジに送るのだ。スルドイ眉間。口元は不敵な笑みさえ浮かべている。
「私の魔法にひっかかりなさい~」。誘ってる。誘ってるのだ。アンタね。
「大ちゃん。困るわ。そんな目で見つめないで…」なんだかポッと頬を赤らめる私(おーい)。ムスコのよーな若造に誘われてどーするのだ。しかし駄目よ。このヒト、本能的に女性を陥落させるナンカを持ってるのよ(笑)。
その「ナンカ」って解らないんだけどさ…きっと、ハマらない人には何てこたーないんだろうけど、「来ちゃった」人には麻薬的かもしれない。セクシーつうても、表面的なキレイキレイではなくて、こう、暗~く体の奥底に訴えかけてくる感じ。「情念の炎」かな…。
タラソワさんは元々こういう「情念プログラム」は得意中の得意です。大ちゃんにピッタリではないか。ひゃー。息つく間も無くストレートラインステップで魅了します。この時、飛び上がりながら耳の横で両手をパパパンと叩くフラメンコ的振付がありますが、私は何度コレの真似をしたことでしょうか。好きなんです。でも意外に難しいのです。大ちゃんはやはり、ダンサーな才能があるよ。

この時のSPはなんと、プルシェンコに次ぐ2位!
確か、ジュベールやサンデューもいた筈なのに2位。
うあああああと期待していたら、FSの「パガニーニ」(ラフマニノフです。ご縁あるねえ)」では4回転を転倒。その後も崩れてしまい5位に後退。GP初メダルは結局、この後2年近く待たされる事となりました。難しいねえ。GPって。そうそう甘くないんやわ。17歳には試練の道なのでした。
FSの方の衣装は(もうご存知の通り)、右胸から右腕にかけてが白い王子様ヒラヒラ、左半身と下が黒いタキシード仕様。そしてでっかいがそこかしこに踊ってるんですが…。
はまだ良しとして、襟元にベビー服みたいなレースがついてるのよね。
哺乳瓶いりそう。
最初に見た時はやや眩暈がしましたが、慣れたらもう「なんでもこい」じゃ。
SPでは年上の女を妖しげな目線で誘っておきながら、FSではベビーって。その落差は何なのか~(でも演技は「大人路線」なんですよ)。
グリアツェフも「襟元ベビー服」ってのあったよな…タラソワさんは躊躇しないんだろな、きっと。

総合5位に後退しながらも、私にとっては「シニア上昇気流」に乗ったかのような嬉しいGPでした(もっとも実際の演技を見たのはかなり後だ)。
「いける!いけるやん!」と初優勝の期待をかけた暮れの全日本。
この時は本田君が怪我で欠場していて、ヤマト君と大ちゃんの一騎打ちか?と思われたのですが、FSで岸本君に追い抜かれ総合3位。やはりジャンプ…4回転が決まらないと他にも影響が出て、グズグズと崩れてしまう。
表彰台には乗ったものの「大ちゃ~ん、このチャンスに優勝せんかいな…」トホホと泣く私。岸本君は大ちゃんと同世代ですが、この頃はジャンプが超・超安定していて、日本人には珍しい「骨太系」「パワフル系」でした。オドロキの2位!(実は私は岸本君も応援しています)
3月の世界選手権@ドイツの日本男子代表切符は2枚。
全日本で優勝したヤマト君は当確なんだろか…。
エース本田君は外せないけれど、全日本欠場でワールド代表というのも。
2位の岸本君の立場はどーなる…大ちゃん、落選かいな…よよよと思いきや、岸本君はまだジュニアカテゴリーということで、織田君と共に世界Jr選手権へ派遣となりました。
結局、二月の四大陸選手権に、本田君、大ちゃん、ヤマト君、と派遣が決まり、そこでの成績も加味して、ドイツ・ワールドの代表が最終的に決まる、と、こういう段取りに。大ちゃんはどーしても、最後の最後まで試練を与えられるのでした。
岸本君や小林君、織田君や南里君などなど、男子ジュニア勢が力をつけてハツラツと滑ってる。大ちゃんもウカウカしていられない!自分もまだジュニアで滑ってていい年頃なのに、既にシニア2年生として期待をかけられ責任を負う立場にいる…なんだか気の毒でしたが、その才能が故に、私までもが「早く、早く」と焦ってしまうのでした。

しかしながら、ラリック杯で「まじゅちゅし・高橋大輔」を見てしまったこの上は、もはや舞台は世界選手権しかおまへん。
行け!世界へ行け!…と私は又コブシをググッと握りしめるのでした。
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わたくしと大ちゃん(4)

2006-07-04 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
ヒデが引退表明で号外ですか。なんかW杯は可哀相だったね…。
じ~んじ~んとしてしまうわ。
泣いている男の人はイイ。
いつもメソメソしてたり、ギャーギャー大声上げたりってのは困るけど…。
「ここぞ」で泣く男の人は、その胸中をこちらが察するからグッと来るのよ。
大事な勝負で、負けて泣いても好き。勝って泣いても好き。
最近のフィギュアスケートではやっぱり、ソルトレイク五輪のヤグの涙(が流れないようにこらえてる)が一番、印象的でした。万感胸にせまる、つうか。
紆余曲折を見てきた人の方が、こちらも感情移入してしまう。家族のような気持ちになるのよね。


さて03-04シーズン。
シニア2年生の大ちゃんは、あの金メダリスト量産コーチタチアナ・タラソワさんにPGを作ってもらう事になりました。
ジョニーがこの前年から、同じくタラソワ・リンクに奉公に行ってるのですが、大ちゃんとジョニーって、やることなすこと全て一年ずつズレてるの。
世界Jr優勝、タラソワ振付依頼、シニアデビュー、不調、ブレイク…ジョニーの身に起こった事は翌年の大ちゃんに起こるかのような。
でも今季でジョニーに並んで欲しいな。いや皆、年齢は接近してるので、こっからどーなるか解りませんよ…解りませんよ…。

この年度から国際スケート連盟(ISU)は「新採点法」の試験導入にふみきりました。
GPシリーズは「新」、その他の主要な大会は「旧」採点法(6点満点)。国内戦はその国の判断に任せる、という変則的なもの。トリノ五輪に向けての「慣らし運転」とも言えました。
新採点法!簡単に言うけど、これ、フィギュアの歴史が変わる程大変な事。
男子の場合は、少々乱暴に言うならば「4回転無いと上位に上がれねーよ!」って事はなくなった…。ま、06年現在はまた別か。
大ちゃんは靴の問題もあって、GPシリーズ前半はSPに4回転を入れず、FSだけ入れる作戦に出ました。でも初戦のGPカナダは良くなかったねえ…。ええ、今季エントリーしてるカナダ大会はここで初めて出てるのでした(総合7位)。
タラソワPGは「ジャンプを跳ぶ為のPG」ではなく、「初めに演技ありき」なので、心・技・体全てにおいて高いレベルが要求される。そして何が何やら解らない新採点法。4回転は未完成だし、夏場の海外修行拠点をカナダからアメリカ、ロシアに移したりで、大変な高校3年生です。一体いつ授業に出てたんでしょ?
既に、関西大学からお呼びがかかってたんでしょうが(スポーツ推薦かな)、私は全く進路について無知だったので「高校3年やん~受験どーすんのよ~」と、ヤキモキヤキモキ。我が子の進路を案じるオカンです。
この頃の関西ローカルニュース(NHK関西か)で、ちょこっとだけ「今季期待されるフィギュア男子選手」として出ていました。多分、高槻のリンクです。
「昨年は4回転の跳び方を変更してから不調気味になってしまったけど、前のやり方に戻してからは、本来の“強い大輔”が帰ってきた」
…と、リンク際で指示を出す長光コーチのコメント。ヒッジョーに期待されてる若手、といった風情でした。
なるほろー。大ちゃんは“強い大輔”なんだね。本来はそうなんだね(ええ、今もそう信じてますよ)。ちょっと顔も大人びてきて、ググッと握りコブシで期待する私でした。

GPハイライトは何つっても第2戦のフランス・ラリック杯SP!(この頃はスポンサーがあの、アールヌーボーガラスのルネ・ラリックだった)
先週TVでやってましたな。「ミッション・インポッシブル 2(MI・2)」サントラより「Nyah」フラメンコ調のPGです。
「平凡な選曲かも~。なんだか期待薄かな~。」…と思っていたらば、なんとこれが「ツボ」だった!今に至る「セクシー大ちゃん」の伏線となった(!)私は自分の予想の甘さをパーンと張り飛ばされました。
有名な、黒とショッキングピンクの衣装。ピンクのでっかいボタンが胸にズラ~ッとついてる…袖はかなりふくらんで少女漫画チック。これで渋谷を歩いたら職務質問されそう(フィギュア衣装はみな職務質問モノだ)。
タラソワ衣装は「ゴテゴテ~」「キテレツ~」がお約束ですね。「並み」では許されないのだね。余談ですが、この衣装の「どピンク」とタラソワさんの口紅の色がぴったりお揃いで「二人は仲良し♪」説も流れました(笑)。でもまあ、タラソワさんは、大ちゃんの中の芸術的才能とスケートセンスをおおいに認めていたようで、とても可愛がっている印象でしたが。
(キス&クラにタラソワさんが入っている時もありましたが、大ちゃんが押し潰されそーなんだよね…^^;)
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秘策・これしかないっ

2006-06-27 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
ジャンク情報、ありがとうございました。ははははは。
頂いたコメントとブログ周遊で、録画見ないでもすっかり見た気になった(笑)。
大ちゃんたら大ちゃんたら…もうなんですね。これですね。
スケートカナダで赤Tバックをはけ!!
赤い下着は勝負下着。もおそれしかないっ!
縁起かつぎでも高橋家のウラワザでもなんでもいいっ!
はけ!この激戦区を勝ち取るには、それしかあれへんで。

…でも、スケカナの男子更衣室でイザ着替えてみたら。
ジョニーもランビもジェフもソーヤーも。み~んな赤Tバックをはいていた。
しかも、最新のデザインだった。
「あああ!俺って遅れてる!?」
ランビエールが話しかけてきた。フッと笑うランビ。
「ダイスケ、遅いよー。俺なんか5年前からはいてるのにさ」
…だからアンタは強いのね。そうだったのね。
激しく動揺した大ちゃんは頭の中がまっ白に…(てんてんてん)。

すみませんねすみませんね。お品のない話ですんませんね(笑)。
でもこれ位の余裕をブッこいてないと…カナダ戦は乗り切れない!
余談ですが、ジャニーズへのプレゼントでもパンツ多いよね。ツアーで移動が多いから、助かるって言ってたわ。だからOKなんでしょな(きっと)。
私の友人も、とあるフィギュア選手にボクサーパンツを贈りましたよ。
アイロンプリントあててね。センターに(笑)。
そのパンツ話が「僕が日本人からもらった不思議な贈り物ネタ」としてWEBインタビューで語られ、世界へ配信されていたな…。


★フィギュア記事が200を超えたのに、ほったらかしでツケが回りました(笑)。
ご覧の通り、フィギュアスケート記事のカテゴリーを読み易いように細かく分けることにしました。過去記事を今、読みやすいように再編集中でまたまだ途中…夏までになんとかしなきゃ。工事後はまた「まったりと」過去ブログも併せてお楽しみくださいね。
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わたくしと大ちゃん(3)

2006-06-25 | 大ちゃんたら大ちゃんたら

シニア1年生、大ちゃんは02年12月の京都NHK杯にエントリー。
そしてかなりヒッソリと(笑)、あの・あのジョニーも名前があったのですよ。でも殆ど誰もジョニーを知らんという。
私はこの時、近場という事もあったのですが「エイヤッ」とチケットを獲りました(男子SPの日のみ。FSは完売)。
お高い割にはえらい遠いS席。この頃はまだ写真撮影がOKだったので、自分の貧相なカメラで試みてみましたが、元々豆粒な大ちゃんがさらに豆粒化するという。カメラ放棄。
ジョニーは直前のロシアカップを病気で棄権してしまい、このN杯も、あああ会場で「欠場」を知らされました。悲しーい。涙出そう。パンフに写真まで載っているのに。むなしい。
もっともこの当事、私の心はかなりヤグディンの引退問題で揺れており(引退か続行か瀬戸際だった)、あまり現役選手の動向に情熱的とは言えませんでした。
この大会の本命は当然のごとく本田君でした。対抗馬としてジェフ、チェンジャン・リー、クリムキン、田村ヤマト君、などなど。

さて後の世にクリムキンの奇跡(K嬢命名)と語り継がれている、この02年N杯ですが、SP2位につけていた彼が、「サニーボーイ」という個性的なFSで逆転優勝しちゃったのよね。誰も予想してなかった(!?)
4回転は2種類持ってたり、スピン・ステップで多彩なワザを見せ、天才肌のクリムキンでしたが、いつもミス多発で基礎力の弱さを指摘されていました。ヤグ、プル、アブトというロシアの同僚に隠れて、なかなか日の目を見られなかったのです。
本田君も悪くなかったけど、SPはともかくFSでミス多発。格下と見られていたクリムキンにトロフィーをかっさらわれてしまいました。
苦節○○年、GP初優勝で泣いていたクリムキン。思い出してもウルウルします。
なんなんでしょうか。優勝する選手って「黄金のオーラ」あるよ。体から発散する何かが違うの。私は、SPで3アクセルを転倒しながらも「何か」が違うこの大会のクリムキンに、ビックリしてしまった。
GP、GP、と簡単に言いますが、生涯に一度も優勝できずに終わる選手のほうが圧倒的に多い。しかも地元ロシアでなく遠い遠いJAPAN。だから感激もひとしおだったことでしょう。
しかし、クリムキンはイカかタコかっつうくらい体が柔らかだったな~。「静香バウアー」も簡単に出来るよ、きっと(笑)。

この時代、男子はもうほぼ全員、4回転に挑んでいました。
挑まなきゃ話にならん。…というムードすらあったわ。
降りるか降りないかはともかくとして、ジャッジの心象を良くするためには、「ほれ、私は4回転ジャンパーよ」というアピールが必要でした。トップ選手を目指すならば。
有望新人はまずN杯でデビュー、それが日本の慣わしですが、お兄さん(おっさん?)達に混じり、目のデカい小柄な少年は緊張気味ながらも、リンクに出ていきました。スイスイスイ~。ああ、あの子だ。「滑るように滑る」高橋君だよ~。
ウォームアップの6分間、なぜか日本男子はことごとく私の目の前のコーナーで4回転を跳ぶのです。すごいー。迫力―。着氷の時、「ドーン」と大きな音がする。
大ちゃんはヤマト兄貴にくっついて、SPですでに4トゥに跳むのだ、という事が判明しました。
挑戦するその姿は凛々しい。しかし、兄貴も弟も明らかに回転不足で、これはきっと練習での成功確率も50%いってないよ…と思わざるを得ないのでした。ヤマト君転倒、大ちゃん転倒。一度も成功なし。
本田君は、アップでも綺麗な弧を描いて悠然と4回転を跳んでいました。この頃は体も絞れていて、五輪4位、ワールド3位の自信からくるのか、余裕と貫禄に満ちていました。
あと、中国勢は高く美しい4回転をまったく失敗しない。クリムキンも好調。
ジェフは…ジャンプ不調。このN杯はジェフのスランプ時でした。観客席もな~んとなく冷えこんでいたのを、マザマザと思い出します(泣)。
でも翌年のN杯、「サム&デリ」を得て根性で優勝したのよね。この02年の落ち込みがバネになったのだ(!)

大ちゃんのSPは「ヒーローズ・シンフォニー」という曲でした。
後にビデオを見返した際思ったのですが、スタートに着いた時の
「高橋大輔っ!トリノの星っ!!」
…と、叫ぶアナウンサーの声はひときわデカかったような。
なんかもうこの辺から、周囲のプレッシャーが既に重くのしかかっていたような…(私の被害妄想か)。
ウォームアップの通り(?)4トゥは失敗。実は初観戦の緊張からか、他のジャンプは余り覚えていないのですが、全体にやや硬く良くない出来。でも、スピードのあるディープエッジは、やはりやはり大ちゃんそのものなのでした(SP10位)。
振付が、美姫ちゃんの04年「火の鳥」を担当した、リー・アン・ミラーという有名振付師のものなのですが、良く言えばオーソドックス。悪く言えば「可も無く不可も無く」。
大ちゃんはスケートが良く滑るのに、その魅力が全然発揮されていない~。
「何を表現したいのかが見えてこない」感じで、演技に入りこめていないようでした。
リー・アン・ミラーに振付依頼をした動機がわかんない。当事の連盟の指図に従っただけなのかなあ…憶測だけど。でも印象うすかったの。正直。
衣装も黒の半袖にタテのライン(オレンジと青。あ、ゼブラーマン色だ)が入っただけの、な~んの変哲もないデザインで、地味なの。

キス&クラでやっと緊張がほぐれてきたのか、
「あ、あ、あ~。テレビだ!テレビに映ってる~。わあい♪」
と、照れた笑顔が見えました。大ちゃん、やはり世慣れていない事がまるわかり。場内は年若い少年のおぼこい仕草に、「なはははは」と笑いが起こりました。
しかし点が出ると神妙な顔に。4点台がほとんどだ。厳しー。まま、シニアデビュー16歳としては、まずまずまっとうな評価です(いつも芸術点はやや上がるので、すこし表情がゆるむ)。
「この子は今にチャンピオン級になるんよ!覚えといてや!」
私は隣の友のわき腹をどつきました(今、この友人は全く大ちゃんを覚えていない)。

翌日のFSはTV観戦なのでした。
「黄金のオーラ」をまとったクリムキンは致命的なミスも無く、SPの勢いそのままに優勝。
大番狂わせで、このとき本田君は、連盟のエライさんに散々たたかれていたような。私はひたすら気の毒でした(確かに楽に優勝できる状況ではあったが)。
大ちゃんのFSは「スターウォーズ」サントラからの曲でした。「雄大な世界を表現したい」とのことでした。が、余り…うーん。
やはり前半はジャンプミスが多くて(ここでも4回転に挑戦)、やっと緊張がほぐれてきた後半は流れが良くなっていました。五十嵐さんも、後半はホメてたっけ?でもとにかく印象薄かったの。すんまへん。私にとってはPGが凡庸だったの。覚えてらしゃる方はどうぞコメントをお願いします。
大ちゃんはいつも前半は緊張しててミスが多いような。後半は良くなるの。でも、大抵、4回転とか大技は前半じゃないですか。だから後半・終盤に4回転をもってきたら…と思うのですが、そうなるとスタミナが(笑)。人生ってうまくいかへんな。
FS衣装は、袖のふくらんだ白ブラウスに濃紺の刺繍入りベスト。「いにしえのフィギュア王子」的でした。SPに比べたらゴージャス度ややアップ。
「王子様になりたいのか」「ヒーローになりたいのか」「コメディアンになりたいのか」「ゲージツ家になりたいのか」…方向性がまったく見えず、私はやや困惑してました。
本音を言えば、大幅に成長したトコロを見たかったのです。なんせ若いし。
世界Jrの演技がとても良かったので、「もっともっと」と過度に期待していたのでしょう。いや、うぐいすよ、1年で答えは出ないって。
そしてまた、「振付師との相性が悪いのよね。そうよね。うんうん」と私は自分で答えを出し、自分を納得させました。
来季は誰の振付がいーのかしら。このままじゃ困るわ…。もんもんもん。

ドイツ杯ではプルシェンコと闘い(まだ“闘い”になってないけど)11位。
N杯は、ヤマト兄貴の7位にに次いで総合8位。
全日本はSP2位ながら、FSで崩れて4位(このFSも余りよくない出来~)。
トータルで考えたら、シニア1年生としてはまずまずなのでしょうか。まだ緊張で試合慣れしてない~という。彼にとっては「テレビの向こう側の世界」が、現実の世界になっちゃった、という。そのギャップに慣れるため奮戦してる印象でした。
この頃の大ちゃんは「おとなしそうな普通の高校生」というか優等生的でした(私にはね)。
ええ、おメメは相変わらずパッチリ。でも今より睫毛が短いような気が。何故に。
あとでいろいろ記事を読んでいたら、この年の夏も本田君にくっついてカナダのダグ・リーのもとへ修行に出ていて、ここで4回転の跳び方を変えてから跳びにくくなってしまい、悩んだ末に元の跳び方に戻したとか。そのへんでロスもあったのでしょうか。
しかし、本田君は大ちゃんを遊びに連れ出したり、あれこれメンドーをみてくれていたようね。ジャージのお下がりくれる仲だけあるな~。

…大ちゃんをもっともっと輝かせるPGがきっとあるはず。どうしたらいい…と、やや切なく思っていたらばその次のシーズン…(つづく)。
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わたくしと大ちゃん(2)

2006-06-22 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
大雨です。わあん。ブラジル戦を控えて、何かの前ぶれか?
出かけるまでに時間があるわ…チャンス。ずんずん書こ。

世界ジュニア選手権優勝の報道は、結構でっかく毎日新聞に載りました。
スポーツ面のみならず社会ニュース面に、推定10×20cm・6段ブチ抜き+確か顔写真入りでした(関西版だけだったのかも)。
私は食い入るように記事を読み、「平日は倉敷で、週末は新幹線に乗って大阪・高槻のO2(オーツー)リンクで練習」という事実も知りました(O2はその後、惜しまれながら閉鎖)。新幹線で…たいへんやなあ(泣)。
「フリーで2位だったので、来年は必ずノーミスで完全優勝します」
と、ここで宣言していたので、私は来季もジュニア続行と思っていました。
しかし明けた新シーズン、大ちゃんはシニア入りしていた~。ちょっと驚いたのですが、この時の日本男子の状況を鑑みると「一刻も早くシニアに慣れさせなきゃ」という、連盟側の焦りに似たものを感じます。

日本男子は、本田君が絶対王者で、東北高校の1年先輩の田村岳斗(ヤマト)君と、ソルトレイクの2枠目をもぎ取った全日本優勝者・竹内洋輔君が、2番手を争う、という構図でした(竹内君は01-02シーズンを最後に引退)。中庭君、田中総司君…と楽しみな選手も中堅に控えていて、過去に比したら日本男子は活況を呈していたのかも。
でもでも、20歳の本田君と15歳の大ちゃんの間の年代で「強力!」な人がいなくて、連盟は大きな期待を賭けたのだと思います。「あの本田武史でさえも獲れなかった、世界ジュニアの金メダルを初めて獲った日本男子」というイメージが先行しちゃってたような。
私はシロート目ながら、「身体がまだ成長しきっていないのに、シニアに放り込んで4回転を跳ばせていいもんかいな?」と、期待よりも不安を抱きました。欧米男子ならば、15~6歳で骨格が出来上がってる人もた~くさんいるものね。しかし日本人は成長が遅め。大ちゃんはもうちっと、骨をガッシリさせて筋肉をつけないとマズイような気がする。でもでも、小柄なほうが膝に負担かからなくてかえって良いのかしら…。

私はまたここで報道のマチガイにクレームをつけたいのですが。
「ジュニア時代は良かったがシニア移行後は伸び悩み」…と簡単に片付けるのは
ヘンよ。
15~6歳でジュニアの頂点を極めて、シニアに入ってすぐ栄光の座に…って選手が歴史上どんだけいるでしょうか。女子は別として、男子ではヤグ&プルぐらいではないですか(もしくはクーリック?)。
本田君も、15~18歳くらいまでは苦節の時期でした。19歳~ソルトレイク五輪あたりで、徐々に加速がついて上がっていった印象です(これは多分“身体が出来上がった”影響も大きいのだと思います)。
ですから、世界ジュニアでメダルを獲ったからと言って「即、世界のトップ入り」なんてのは有り得ない。なかなか壁をブチ破れず下位でウロウロ、が普通なのです。
今の新採点法ならまた別だと思いますが。技術点は、新人・ベテラン、関係なく出るものね。でも旧採点法における男子シングルでは、「トントン拍子」は異例のことなのよ(ええ、女子はまた別)。

シニア入りして脱落していく選手が圧倒的に多い中、私は大ちゃんは生真面目に頑張っていたのだと思います。そうでなければ、あっちゅうまに海の藻屑となって消えていってしまった事でしょう。
というか、「本田君やヤグ&プルは遥か雲の上だけど、もうシニアに上がれ!と言うなら、それはそれで挑戦あるのみ」…という心境だったのかな。
自分が頑張れば、自分の練習環境は良くなるし(主に金銭面で)周囲も喜んでくれる。逆に、頑張らなければ、環境はドンドン悪化するし周囲も悲しむ。ならば答えは「頑張る」しかない。…なんかこの辺の生真面目さが、良くも悪くも後々に表面化していったかのような。いや推測だけど。
ワールドフィギュアスケート(WFS)第8号で、大ちゃんのインタビューが載ってますが、なかなかこの号は「買い」かも。ってかこの頃のWFSは今の3倍の密度あったよね…。本田君にくっついて夏場はカナダへ修行に出ていたり、盲腸になっちゃったり、写真もかあいいです^^

毎日の記事ではまた、JOC(日本オリンピック委員会)から、「JOC新人賞」として100万円が授与された、とありました。ってことは、真央ちゃんや織田君も皆、貰ってるのかな。日本選手って考えてみたらスゴイね。
ともあれ、この後発売の「Number」の巻頭頁、「期待の新人アスリート」コーナーに早速、大ちゃんは掲載されてました。「あああ。あの子だ~」と、私は本屋で涙がチョチョ切れました(この頃からNumberはフィギュア記事が増えたと思う)。
大ちゃんは黒っぽいジャージを着て、リンクを背景に「すっく」と立ち姿でした。記事は前述の通りですが、「緊張しぃ」である性格は、そこはかとなく伺えました。おぼこい(=スレてない)素直なフツ-の男の子。

さて、五輪のお祭りが終わり、トリノへ向けた新シーズンが始まります…。
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ひええ

2006-06-22 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
暑い。暑くて眠れない。夜中で31℃あるんだもん。
カンネンして、起きてブログ書いちゃう。

「ブームスポーツ」宅配担当の方からコメント頂いてしまいました。
世の中って狭いーひええ。責任感じるぞ。
関大関係者の方がもしや読んでいるかもしれない…となると、これからはアホアホなネタを書けないではないか。まあいいか。土壌は大阪だし(?)
6月19日に最新号を無事、宅配して頂きました。送料とも無料です。ありがたいことです。このせちがらい世に無料です(!)
きちんと「遅れて申し訳ありません。鋭意努力いたします」というお手紙も入っていましたよ。

内容は、ネタバレになっちゃうから余り書けませんが、ヨソ様のブログでもすこし語ってくれてますね。倖田嬢の写真も、関大リンクの外観写真もありますよ(立派)。
「追っかけも熱視線“絶対行きます”」…東京から、こけら落とし公演に駆けつける予定の女性も居てはるという。一般の方は入れないのだけど、当日どんな事になるんだろ。誰でも見たいよね。あ、でも周辺住民の迷惑にならないように。あとのラインナップは、
「南海キャンディーズの山ちゃん・関大時代」
「就活フォ~!HG」
「2006プロレス・関関戦速報」
「関大・真央獲りへ」
…などなど。「芸スポ」だー。こりゃ(笑)。
欲を言えば、隔月発行くらいにしてもらって、「こけら落とし公演」の詳細レポとか「アイススケート部の練習活動はこうなっている!」とかも掲載して欲しいですわ。あ、いち読者の意見です。はい。

03年の学園祭には、ケツメイシも出てたのか…見たかった!
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わたくしと大ちゃん(1)

2006-06-20 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
ああ、今日は時間がある!
ジョニー話をすべきか大ちゃん話をすべきか迷いましたが、祝・ジャンク出演記念&需要ありそう…という事で、大ちゃんを先に書きます。合宿は終わったのか?
私はやはり時事ネタはダメ。トロイのでついていけない(笑)。
ブログ仲間の皆様にニュースを見せてもらって、ただツッコミ入れてるだけ、というあくどい輩です。ごめんなさい~。PIW豊橋・札幌公演に参加なのですね。「選手と懇親会」モノは、事情が許せば一度は行ってみてくださいませ。冥土の土産になります(笑)。
ええ、時事ネタはあきらめて、では過去の回想を。

関西はとにかく全日本選手権TV放映事情が悪い(!)。
だから、ソルトレイク直前の全日本で、大ちゃんが高1(15歳)ながら5位に入ったということは、新聞でしか知りませんでした。私は地区ブロック大会を追う程のコアなファンではありません。どんな子だろ?楽しみだわ。
なんかこの時、連盟としては五輪に出したかったそうですが(男子は2枠ありました)。でも後でのインタビューによると(「Number」記載。たしか)、
「全然出たくなかった!だって五輪に向けて何の準備も出来てないし。4年後は出たいけど。ソルトレイクはTVで見てました。あんな大きな擂り鉢の底みたいな所で滑るって、どんな気持ちでしょうね。緊張するだろうな~」
…4年後に出られたよ。良かったね。この頃、大ちゃんのキャッチフレーズは「トリノの星!」でした。「巨人の星」じゃないんだから。

02年5月。
私は4月に設置したばかりのスカパーで、実に○○年ぶりに世界ジュニア選手権を見ました。昔々、一度だけ日本で開催された時TV放映がありましたが、それ以来。もうどれだけ嬉しかった事か。憧れの世界Jr。
かあいい。かあいい少年達が懸命に滑ってるよお~…と思いきや、19歳・年齢規定ギリギリのオッサン選手もいます。この時、大ちゃんは初出場で予選1位でした。ライバルとして、今シニアでも活躍してるベルギーのケビン・バンデルペレン。ロシアのティムチェンコ(現在は引退)などがいました。ライバルはもう18、9歳で、大ちゃん一人「こども」って感じ。

SPは「ウエストサイド物語」。赤チャツで黒の皮パン。なかなか似合ってるので、こういう「普通な服」もまた着て欲しいね。髪型は「その時代の流行」を、そこそこに踏襲していて清潔感アリ。決してヤキソバではない(笑)。
PG自体はそんなに凝ったものではないけど、端正な滑りで既に3アクセルも入れてました。スムースな足さばき。やはりこの頃からステップが上手い。
少々ミスしたものの、SPも1位で終え実に順調。
この前年、ジョニーが優勝した時は、ライサやジェフやランビ等、有力どころがひしめいていた世界Jrでしたが、皆シニアに上がってややポッカリ「空き」があった02年とも言えますか。幸運だったのかも(あ、ライサはこの年だけお休みして、03、04年とまた世界Jrに登場)。

フリーは、長光コーチ振付の「ヴァイオリン協奏曲」でした。繊細でやや陰鬱で…今の「ラフマニ」に通じるものがあります。
でもね。15歳でこれ滑るってスゴイわ。下手したら全然つまんないPGになってしまう。派手ではないし演出に頼る事も出来ない。ホント、「スケートが上手い」人でないと魅了出来ない、大人なシブい曲です。
袖の膨らんだクリーム色のブラウスにキラキラが散りばめてあって…あーれー王子様してました。スタート位置についた時の、顔のアップがね。可愛い!かあいい!唇ややタラコだけど(笑)。この人が4年後にオールバックに固めて「セクシー」を追求しているのだから、人生なんざわかんねえもんさ(ヤクザ調)。
最初の3アクセルがオーバーターン。でも途中で飛びなおしてキッチリ入れました。後は無難にジャンプを跳んでいきます。大ちゃんはこの頃から余り、ジャンプの跳び方は変わってない(?)ルッツが得意なのは昔から。「構え」の時間が余りない、流れの中で跳んでいくジャンプです。
大ちゃんに対して「ステップはいいけど、ジャンプがダメ」という評価がありますが、それは間違っている…と思います。派手ではないけど、端正で無理やり跳ぶ所が無い。練習して練習して体に叩き込んだんだろな~という事が、透けて見えるかのようです。

いやしかし、私は見惚れていました。
既にして品格があるというのか、スピードと流れ、ディープエッジな足さばき。踊りと足の動きが無理なくつながっていて、超・超・自然体。振付を「こなして」いるんじゃなくて、音楽を「体の中に入れて」滑ってる。いや、体から音楽があふれ出すタイプ、と言うんですか。それをこんなちっこい男の子が(しかも日本人!)やっているという事に驚きました。
スパイラルもやっている(大ちゃんはスパイラルが出来る)。
イナバウアーもやっている(大ちゃんはイナバウアーも出来る)。
流れの中で「ちょん」と、片足を着く所があるんですが「んまー。なんとニクいリズム表現だ」と、私はそのセンスにやられました。ほんのちょっとした事なんですが。でもね。この「ちょっとしたこと」結構、大事なのよ。それはきっと、教えられてやるものではないから。「自然に出ちゃう」という所が正に才能なのだ。

大きなミスもなく無難にまとめて、先生もスタッフも御満悦。
この頃は旧採点法の6点満点です。技術点は5.2~5.4、芸術点は上がりました。5.5まであったかな(低いように見えますが、ジュニアはこんなもん)。予選・SPと1位で来たので、フリーは2位でも、順位点の差で優勝(FS1位はケビンでした)。
嬉しい笑顔がハジけます。長光コーチとはこの前々年からコンビを組み出した、ということもあってか、まだ今ほどの親密さでは無いように見えます。「はい、あくしゅ」と大ちゃんに手を差し出すコーチ。私の中では、こっから大ちゃんとコーチの二人三脚は始まっているの…。

表彰台の一番高い所に上っても、まだまだちっこい大ちゃんです。
しかしね。
特筆すべきはやはり、大ちゃんの「目」です。
目がでかい。
ただそれだけで!ただそれだけで!
…私はしあわせ~な気持ちで一杯でした。眉とか髪ってのはさ。整えればなんとでもなるじゃん。でもね。「目」だけは自前しかしゃーないのよ。男子は目バリ入れられないし(笑)。
「よしよし…この子はおっきくなったら、美青年に育ちそうじゃ。うほほ」
私はホクソ笑みました。この幸運をフィギュアの神様に深く感謝しました。
御存知無いかもしれませんが、日本男子フィギュア業界において、「目がパッチリしてて芸術性があってジャンプも滑りの質もイイ」…という人材は、今まで皆無だったのです。
いや、美男子はそこそこに居られましたよ。でも「世界一になる可能性も充分アリ」…となると、日本男子では大ちゃんが初めてなのだわ。いやまあ、初の世界ジュニアチャンピオンではあるけど(本田君は銀メダルだったわけですが、この時、金メダルがヤグディンだったので、運が悪かったと言えましょう)。

「めざせ、美青年」「めざせ、世界一」。
私の中で期待が膨らんだのは言うまでもありません。今後、よっぽどの事が無い限り「目」はしぼまないだろうし(笑)。どんな選手になるんだろー。この放映の前に見た「四大陸選手権・17歳ジョニー」に勝るとも劣らぬインパクトでした。「わたくしと大ちゃん」は、こうして始まったのでした(そんなに大活劇ではないので期待しないで読んでください・笑)。
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ブースポしってる?

2006-06-15 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
「ブームスポーツ」ってね。関西大学のミニ新聞なの(多分)。
実はGW前に、大ちゃんの記事が最新号に掲載されると聞いていたので、あたしゃ宅配を申し込んでいました(無料)。しかし、待てど暮らせど届かない~。
こりゃ、今流行の○○詐欺か…と疑惑の念にかられだして6月突入。
この度、ようやく発刊の運びとなったようです。ここ。
ふむふむ…高橋大輔VS倖田クミのご対面が実現するかも…なの?間が持つのだろうか(笑)。でも、前から学祭に呼びたいって話がありましたよね。

この「ブースポブログ」読んでると結構、面白いです。
越前屋俵太が関大とは知らなかった~。最近出てこないからどうしたのかな、って思ってた。「関大生・お水の花道」ってのも(どこの店やろ?って想像してしまう)。
新聞やWEBは学生さん自身の運営みたいで、本物のスポーツ新聞とソックリ。
でも、在学中にこうして新聞を作る経験をしておくと、マスコミ就職への道として続いていくのかもね。
こないだ、関大WEBの動画見ててフト気付いたんだけど、大ちゃんって2回生まで「英語英文学専攻」だったよね。殿と同じ。でも3回生になって「身体運動文化専修」になってる。つうことは、運動生理学や解剖学やらヘルスケアやら学んで、やっぱ将来は関大スケート部の指導者になるのでしょうか。
殿は英語専修のままなので、やはり英語の先生なのかな。関大で(?)
私は「シューカツ」という事を実はしたことが無いので(★トラバる、は何度も)大学生の就職がどの様に内定していくのか、とんと無知です…が、大ちゃんと織田君は、既に大学側がレールを敷いているかに見えますわ。そんなー。ヒトの人生、勝手に決めないでくれ(笑)。

★トラバる…TB(トラックバック)の意ではなく、わたくし世代では
 「“とらばーゆ”する(女性が転職する)」→「トラバる」と使っていました。
 「あんた、トラバッたん?」「うん!トラバッてん!」この関西弁の翻訳は、
 「あなたは転職しましたか?」「ええ、転職しました」となります。
★「とらばーゆ」は、日本初の女性専門就職情報誌ですが、大・大ヒットを飛ばし、
 流行語にもなりました。
 今もあるよね。でも今の人は多分、「トラバる」なんて言わないよね?
 私はバイト探しの為、創刊号を高校の頃に購入した覚えが。
 当時の表紙は女性の顔イラストで、すご~く薄くて同人誌っぽかったです。
 そこから日本は「大バブル時代」へと突入していくのね…。
 (ああ、話のテーマがずれている~~~)
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ハラは決まったか!?

2006-06-09 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
はいっ。
Dreams on Ice 通称DOIの先行電話予約(@アイクリ)まで、あと12時間を切りました。
どちら様も、ハラは決まりましたか!?
3日間、4回公演で、席は4種。どこをどー組み合わせるのか?
1回だけでいいのか?1回目は奮発してSAかぶりつき、2回目はSかAか。
交通手段は自転車か?新幹線か?長距離バスか?新横プリンスの宿泊か?
ありとあらゆる手段が考えられます。今、ほとんどのフィギュアファンは、息をひそめて頭の中の電卓たたいてます…もはやフトンの中の人もおられるでしょう。
頑張って~(うぐいすはどーするんでしょうか!?)

そろそろ、ジョニー語りに移行したいんですが、最近、大ちゃんネタを書くとアクセスアップ傾向なので、もうちっと引っ張りましょう(なんて打算的な)。
「ジャンク」の服の襟は…「今時のお若い方の流行なのね」と思った私は、どんだけオバハンなのでしょうか(笑)。でもTVはスタイリストがついてるから、変な格好はさせない筈だよね(だから髪も切られたんだ…)。どないやねん。
傍らのうぐいす母は「ダイスケ」「ノブナリ」がTVに出るとうるさいこと。「んまーっ!何やのん!チャラチャラして!」…そんなにチャラチャラしてへんやん。母は現段階で、琴欧州とタッキー以外は認めないのです(最近、白鵬も認め出しました)。
「タッキーと大ちゃんってそう変わらへんやん」と言うと、「タッキーは清潔感が溢れてるからいいの!義経の演技は最高やったわ。あー可愛い、かっこいー」と反論するのです。細木数子か、あんたは。

トリノ選手村の宿舎の評判って悪かったよね。ジョニーも「最悪」っつってたもんね。あまりのヒドさに、主催者に訴えた国もありましたね…どこだっけ。
大ちゃんが宿舎に入った時、「選手村の食堂は御飯や味噌汁もあって、すっごくおいしい!食べ過ぎて太らないよーにしなきゃ」って一生懸命に言うとりました。またここでも発言に気を遣うちょるワケです。ほんまはロクロク喉を通らなかった筈です。正直、調整具合を追っかけてたら「う~ん」でしたからね(特に4回転ジャンプの調子が…)。
しかし、帰国してからのラジオ岡山特番(これ違ってる?TV岡山?)では「選手村ではマクドナルドばっか行ってました」と。ありゃ。地元ではリラックスしてるから、ポロッと真実を喋ってしまったのか。でも、フリーの日の昼食はチョコクロワッサンだしな…いったい、どういう食生活だったのか。
お金なかったのは、本当はどうなんでしょね。DOIに行かれた方は是非、御本人に聞いてみましょう(失礼だって。駄目だって。)。
「僕、こんなカード持ってるんですけど使い方が解らないんです~」と、アメックス・ゴールドカードなんか胸元から取り出したらどーしますか。そんな大ちゃん嫌やな(笑)。

「関西大学WEB」動画見たよ。いやー。笑った。
アレを見て「ああ!関大に入りたい!」と若者は思うのだろうか…。「とりあえず体育会系でも髪型は自由らしい」そこが最大のポイント(笑)。
あたしの青春時代は(前にも書きましたが)関西大学といえば「法学部」でしたよ。二部の法学部。つまり、働きながら夜間に勉強し、司法試験を目指す真面目な苦学生…というイメージでしたよ。
それが今や、ヤキソバな頭をしたセクシーな青年がタンゴを踊ってる映像(あの練習してるとこの振付、ロクサーヌだよね)が、大学のトップを飾ってるって。ひゃー。
殿ことノブ君も出てたね。毛糸の帽子がかわいい(^^)それにしても、殿の足の細いこと~。3-3の流れの素晴しいこと~。大ちゃん、転倒してる場合じゃないわ…。なぜああいう編集なのだ。
過去ブログにも登場した、関大前に実家のある友人にも動画を見てもらいました。そして協議の結果、
「あれは、苦しい試練(転倒)を乗り越えて、ついに栄光を掴む(3アクセル成功)という“青春サクセス・ストーリー”になってるのよっ」
という結論に達しました。どうでしょう、このポジティブな解釈(笑)。
強力なライバル=殿、可憐なヒロイン=平井絵己ちゃん…という配役も完璧です。

しかし絵己ちゃんって可愛い。長光コーチに習ってるとは知らなかったわ。
私、まだ彼女の演技を見た事ないです。全日本上位に入って、大ちゃんと3人のキス&クラだったらいいなあ♪
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レゲエから戻った。いがった。

2006-06-06 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
ジャンクスポーツの録画を見ました。
大ちゃん、髪型が「レゲエ」からフツーに戻りましたね。
だったらJOもこれで滑ってくれよ…(首しめたろか)。
実は私はこの番組を初めて見たのです。なかなか「まったり」で、気楽に見られるんだね…浜ちゃんのツッコミが絶妙。そうだす。関西人はいつもこんなノリ。「ボケてこそナンボ!」「ツッコミこそ人生!」…別に意識してそうしてるんじゃなくて、普段の会話がそんなもん。

トリノ五輪のネタが出てましたが、「お金なかったから街に出なかった~」ってのは、やや眉ツバではないでしょうか(にいさん、カードというものがありますやろ)。
男子が終わったあと、「余りウロウロ外に出るな。部屋にいろ」って、連盟だかのお偉いさんに言われてた…らしいから、素直に言う事聞いてただけなのでは。その通り言っちゃマズイから、「お金なくて~」って笑いネタに持っていってたのでは…。
トリノの選手村ねえ。日本のフィギュア選手に割り当てられた部屋は4室。
男子とアイスダンスは日程が早いから、女子より早く選手村入り。
ここで当初は「大ちゃん1室」「渡辺選手(ダンス女性)1室」「木戸選手(ダンス男性)1室」…という割り振りになってたそうな。でも、これだと残りは1室しかない。あとから来る荒川さん・村主さんはやはり「御大」として、それぞれ個室を献上しないとマズイ(相性的にも…)。
んで、美姫ちゃんが渡辺さんと同室になり、木戸さんと大ちゃんが同室に。この時、大ちゃんは「一人部屋だと寂しいから、木戸選手と一緒がいい」と申告したそーですが、絶対、先輩女子に気を遣ってると見た…。
めでたく荒川さん1室、村主さん1室となりましたが。あっちに気を遣いこっちに気を遣い、いや大変だ(これはスポーツ新聞を元に、当時、友人と推測した)。
そういや現地入りしてから、ショートトラックの西谷選手のコーチに「おい!金メダルの秘訣を聞きたいか?来い!」と呼ばれて「はい、お願いします!」と答えて薫陶を受けに行った、というネタはどうなったのだろうか(西谷選手は長野五輪金メダリスト)。ここでもまた上の人に気を遣わねばならなかったのね…。五輪選手としては新米だから、仕方ないわね。早よ「金芽米」になってくれ。
大ちゃん、そんなに人に気を遣ってばかりいると、ストレス溜まるよー。
もうちっとワガママでもいいよー。
でも、スケートに関しては「頑として譲らない」部分もあるよね。
こだわりと言いますか。「俺様を見よ」だし(笑)。
こないだJOのガラ感想で「自分のワールドの中だけで完結しちゃってるところがある」って書いたけど、逆に言えば、観客に媚びてはいないのよね。「解る人だけ解れ!」ってとこがある。
…この先でプロになるなら、それはちょっと困る面かもしれないけれど、かといって「解りやすい一般大衆ウケ路線」にも走ってほしくない。ああ~、私、要求が難しい(笑)。
でもきっと、目指すスケートのレベルを、すっごく高く設定してるのだと思う。だから今はまだ失敗しまくって、ひとつひとつ積み上げていく時期なんだろな。
軽いTVで笑かしてくれるのもいーけど、一回、すごーくマニアックな「フィギュア芸術を語る」みたいな番組に出て欲しいな。そこで、トンでもないこと言ってほしいわ。あ、でもこの人は「語る」ほうは苦手なんだった…。
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おたっしゃで~

2006-06-03 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
大ちゃん、遂にポルトガル合宿に行ってしまうのね。
真央ちゃん・舞ちゃんも一緒とは。
民放TVは、どうせ浅田姉妹の画面のはじっこにしか映さないのだわ…今から目に見えるわ…ストレスになるTVはポイじゃ。賢明なファンの皆様は、たとえ画面からカットされても想像力でおぎないましょう。昨年のNHKの画像をリプレイしましょう。大ちゃんは、真央ちゃんの5倍量の陸トレをやるに違いないさ(男の子じゃけん)。
昨年はどっか海外トレーニングに行った事は聞いてたけど、そんなにニュースにならなかったのよね。確かに「体幹が鍛えられた」つう感じはしました。
でも、真央ちゃんみたいにリズム感でジャンプを飛ぶタイプには、カルロスコーチ式はいかがなんだろう?コストナーが習ってたそうだけど、はっきり言って女子には成果が出てないのでは(というか、カルロスコーチを有名にした人って大ちゃんが初とちゃうの?)。
トリノ前に買った「五輪フィギュア応援ブック」(実業之日本社)が、なかなか内容濃くて好きでした。単なるアイドルブックかと思えばさにあらず。大人のファンも満足できる専門的な話も満載。
ここに、このカルロスさん式トレーニングの事が詳細に書いてあったのですが、興味深かったです。縄跳びは後ろ跳びしかさせない、とか…前跳びをすると猫背になりがちだけど、後ろに跳ぶと自然に上半身が起きて姿勢が良くなるんだそうです。そういやボクサーは皆、前跳びしてるけど、あれはボクシング的には良いんでしょうね。
なかなかね。単純な腹筋・背筋・腕立て…とかでなく、バレリーナとかダンサーが「踊る為に必要な筋力を、必要なだけつける」というやり方を踏襲してるこの方式が、大ちゃんに合ってたんじゃないかな。
NHK(?)で、トリノ五輪直前の合宿練習で(静香ちゃんと同じシムズベリ)、カルロスさんと共に室内トレーニングしてる映像がありましたよね。
あそこで最後に、バレエのマネージュと同じ事をやっていて、無性に嬉しかったです。「海賊」や「ドンキホーテ」のグラン・パ・ド・ドゥでの男性バリエーションで、クライマックスに、回転しながら跳躍して舞台一周する動き(「マネージュ」は「一連の繋がった動き」という意味らしいから、正確には違う用語だろけど)。
「あ~綺麗やな~~~」とホレボレしてました。大ちゃん、「海賊」なら踊れるよ。あれはタイツ姿じゃないしね…。野性的色気もバッチリ。
ジョニーも、ランビも、ジェフも、み~んなああいうダンス的な動きを練習してるんでしょうか。織田君の開脚も前に見たけど、ペッタリ地面に両足がついてて綺麗だったー。サンデューのデヴェロッペも、上げた足が耳についてましたね…。
今年のトレーニング、なんとか根性で乗り切ってね。期待してますわ。でも、そんなに効果あるなら、日本選手全員が合宿に参加すればいいのにな。ご予算の関係かな…(私は柴田君に体幹を鍛えてもらいたいのですが)。
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