邦本宜裕

全北現代を契約解除となり、その後驚きのポルトガル１部クラブに移籍した邦本君。親会社が現代自動車なのに選手が飲酒運転で逮捕なんてしゃれにもならない。日本でも名古屋の選手が飲酒運転で逮捕ならば間違いなく解雇だろう。

 

さて邦本君は１７才の時に浦和、２０才の時に福岡を解雇されている。契約解除と表現されているがクラブと選手が円満に契約解除に同意しなければ解雇である。いろいろ調べても浦和も福岡も詳細を公表しておらず、調べても出てこない。あくまでも推測の枠を出ないが解雇された理由は以下のとうり。

 

２０１４年９月の浦和での不祥事。当時１７才の坊である。ロッカールームで盗みをやらかしたようだ。まだ未成年のユース選手だったからクラブも事を荒立てなかった。この不祥事と邦本君がクラブになじめなかったという理由で退団。そりゃ、ロッカーで盗んだら解雇されるでしょう。

 

２０１５年１月に福岡に加入。クラブは「将来的には、間違いなくアビスパの中心になれる選手。日本のサッカー界のためにも辞めさせてはいけない存在」とその才能を評価した。ずいぶんとみこまれたものだ。ところが２０１７年５月に契約条項に違反する秩序風紀を乱す行為で契約解除。

 

法に触れるわけではなく、クラブ内の話とされているが、女性問題を起こしたとの噂がある。クラブ関係者、あるいはサポとの不適切な関係あたりだろう。一発で契約解除だからサポの女性に手を出したのではないか。柳沢みたいに。クラブにとって不名誉な話だからクラブ内の話とされているのだろう。

 

２０１８年１月にKリーグの慶南、２０２０年１月には全北現代に移籍と韓国では結果を残してきた。しかし２０２２年７月８日に飲酒運転で路上で警察に逮捕される。いやあ、みっともない。韓国ならば飲酒運転は大丈夫だと思っていたのだろうか。現代自動車が親会社のクラブだから即解雇。

 

これでこいつのキャリアはおしまいかとおもいきや、なんとポルトガル１部のクラブ、カーザピアACに移籍。フリートランスファーだか契約できたのだろうが、戦力になればこんな札付きの選手を雇用するとは驚きである。

 

このクラブは長年２部、３部の常連で１９３８年に１部にいたことがあるが、２０２２/２０２３は８３年ぶりの１部昇格である。そんなクラブだから邦本君の年俸もたかがしれているだろう。ここで頑張って上位クラブにステップアップできるだろうか。もう不祥事を起こさないことだろうな。

 

 

　　　

カーザ・ピアAC　　　　　日本のルーニーのはずだった。