サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

青森山田

2022-01-05 14:03:51 | 日記

昨日の高校選手権の準々決勝、東山対青森山田を見た。結果は1-2で青森山田が競り勝ち、準決勝に進んだ。高校生の大会はあまり見たことはなかったが、常勝の青森山田が出るということで興味深々で見た。どうしてそんなに強いのか。

 

相手の東山も攻守にスピードがあり、青森山田が相手ということもありかなり守備的だった。しかし青森山田は強い、正確に表現すれば手ごわい。高校生の守備がどの程度のものなのかは分からないが、攻撃も守備もスピードがある。青森山田の守備はフィジカルに強いという印象を持った。

 

攻撃にはちょっと失望した。クロスを上げる場所はDFライン、ボランチ、SBなどいろいろだったが、アーリークロスを前線に放り込んでこぼれ玉を狙うという戦術ばかり。そして両校ともそうだがロングスローに依存している。それがまた彼らのスローイングがよく上がる。CKと同じである。

 

青森山田の得点は1点目がPKから、2点目はロングスローからのこぼれ玉をねじ込んだものだった。攻め込んでいるからこそのPKなりロングスローなんだろうが、スペクタクルもないし、ファンタジスタもドリブラーもいない。ただフィジカルに強くて、ロングスローを放り込む。強いのだろうが見ていてつまらない。

 

ボランチの松木 玖生という選手が中心で、攻撃参加が多いボランチである。ユース年代の代表にも呼ばれているし、FC東京に入団が決まっている。179cmとボランチにしては大柄で、今年が3年生で1年生と2年生の時は選手権準優勝である。そして10番。まさに大黒柱である。

 

イケメンで女性ファンも多く、はやくもチヤホヤされているようだが、余計なことはせずにフットボールに集中して、将来の日本代表を背負って立つボランチになってほしい。現在18才だが海外では18才でもトップリーグのチームで活躍している選手も多い。

 

イケメンと言われるほどイケメンには見えない松木君。