サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL シドニーFCv浦和レッズ 0-0

2016-04-20 23:28:36 | 日記
ACL第5節のシドニーFCv浦和レッズを見てきました。平日の試合のためか観客は8800人程度と寂しい数字。ゴール裏のレッズサポは100-200人程度だろうか、人数の割には声が大きいレッズサポはさすが。

引き分けでも決勝Tが決まるのは両チームとも同じ。試合はお互いに決定機が少なく見ていてフラストレーションがたまる内容だった。それでも浦和は後半33分にこれを決めなければどうするんだというビッグチャンスがあった。しかし興梠がそれをふかしてしまい、どっちらけ。それ以降はどちらも引き分けでいいという状態になり、0-0で試合終了。まあとにかくこれで浦和は決勝Tが決まった。

浦和は攻撃が単調でチャンスが作れない。ズラタンが役に立っていないことと梅崎の判断がいつも遅くブレーキになってしまう。梅崎は左SBだが、守備も弱くさかんに梅崎のサイドから攻められていた。

浦和のJリーグの試合をあまり見ていないのだが、多分3-4-1-2(あるいは3-4-3)だと思う。ボランチの阿部と柏木が運動量を求められる。SBが上がった場合は、そのスペースをCBのサイドの選手がカバーするわけでその場合は阿部がDFラインに吸収される。

そうするとボランチが1枚になり、かなり頻繁に真ん中にスペースができてしまう。それを防ぐためにCBの左右のどちらかと阿部がポジションを変えながら動き回るわけだが、スタンドからみていても複雑でもっとシンプルにできないものかと思う。

3バックの場合、どうしても攻撃が1枚足りなくなるのでSBが4バックと比べて前に上がる。浦和の3バックは今日の試合を見る限りでは攻撃面ではあまり機能しているとは思えなかった。