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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

水無月中旬日常茶飯事的身辺雑記

2013-06-18 01:21:12 | インポート
        

日曜日、名古屋へ出て中部フィルのコンサート。昨日、中山道の宿場町などを歩いて疲れているので、居眠りしないかが心配。とくに今回のプログラムはフラン スものが主体だから(演目は参考のために後述)、そんなに激しくはないだろう。指揮は、今年三月に大阪フィルの岐阜定期演奏会で聴いた秋山和慶氏。

        

考えてみれば今月になって初めての名古屋だ。ここ連日の暑さで若い娘さんたちはみなショートパンツかミニスカ。白い太ももが眩しい。老いたりといえども、自分が肉食系であることを改めて自覚。

            

さて、そのコンサートであるがとても良かった。お気に入りはラヴェルの狂詩曲『ツィガーヌ』。ヴァイオリンの長い独奏から始まりチャルダッシュ風のロマのスタイルがときに激 しく、ときに優雅に流れる。ソリストの島田真千子さんはヴァイオリンの豊かな音色を自在に引き出していた。秋山さんもまた、中部フィルの力量をあますところなく引き出して いたように思う。

         

ところでコンサートで珍しい人に出会った。いまから半世紀ほど前、私がサラリーマンだった折に同僚だった人だ。聞けば、中部フィルの支援会員で、私がチケットを買ったYさんともお住まいが近くで懇意だという。
 まさに縁は異なもので、終演後、一献傾ける場を持った。

 最初に出会ったのは半世紀前、お互い20台前半だが、私がサラリーマン社会から脱落して居酒屋をしている折にも利用してくれていたから、十数年ぶりということになる。これを機にまた再会することを約した。

            

息子たち夫妻が父の日にワインを送ってくれた。ニュージーランドVilla Maria ピノ・ノワール2011。いつか私が、赤の中でもピノ・ノワールが好きだといったのを覚えていてくれたものだと思う(と書いたら、嫁さんから正直に偶然だとのメッセ。たぶん、ワインの神様のお引き合わせだろう)。いずれにしても 感謝、感謝だ。昨日は外食だったので、今晩呑むことにしよう。

         

というわけで、いつもはフルボトルを3回ぐらいに分けて呑むのだが、今宵は半分を空けてしまって、かなり酩酊している。
 そのせいで、これを書きながら、読んでくれている人たちはみんないい人なのだと何の根拠もなく思ってしまっている。
 え?ほんとにい人たちなの?これはまた失礼しました。


 中部フィルハーモニー交響楽団
  第6回名古屋定期演奏会 ~フランス音楽への扉~
 
 ラヴェル:バレエ音楽『マ・メール・ロア』
  ただし、バレエ組曲『マ・メール・ロア』に変更 曲順などが微妙に違う

 ラヴェル:狂詩曲『ツィガーヌ』
      Vn 島田真千子

 ショーソン:詩曲 Op.25
       Vn 島田真千子

 ビゼー:交響曲ハ短調 ビゼー17歳の折の作品。いささか単調だが後の才能を思わせる。

  <アンコール> ビゼー:『アルルの女』第二組曲から「ファランドール」



コメント (6)
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