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今日はなにいろ?

映画館の子供たち

2006-11-01 09:06:28 | コラム
映画館で子供と出会う、と言うこと、ほとんどありません。
お子様が観るような映画を観てないから。

外国のアニメを吹き替えで観た、なんて時は子供がいっぱいいて、その元気の良さに圧倒された、なんてことは何度かあります。

ポップコーンをぶちまけたり。
(あれって、容器を持っていけばまた入れてくれるんですね。初めて知りました)

子供の笑い声って元気だから、思わずこちらまで笑ってしまう、なんてこともあって、アニメ映画なんかを観るのにはちょうどいいかも知れません。

「頭文字D」を観に行った時にはお子様がいっぱいいて、ビックリしました。
日本のアニメが原作だから、若者はたくさんいるだろうと思いましたが、小学校の低学年や幼稚園児みたいなちっちゃな子供までいるのには驚き。
果たして彼らは香港発のこの映画、楽しめたかな。

正月に「ハリーポッター」を観に行った時、字幕版に関わらず、子供がけっこういたのには驚きました。

幼稚園児が字幕版を観て果たして分かるんだろうか、などと思っていたら案の定、始まってすぐ、ぐずり始めました。

きっと吹き替え版がいっぱいだったから、字幕版に流れてきたんでしょうね。

チケット売り場での彼らの様子が目に浮かびます。

親「吹き替え、満員だって。どうする?字幕版でもいい?」
子「うん、いい」
ってな調子でしょう。

子供はちゃんと判断出来る訳がない。
親がやっぱりちゃんと判断しなくちゃ。
その後、出たり入ったりしながら子供をなだめていたようですが。
そこまでして観なくても、って私は思うんですよね。

2、3歳の子をを抱っこして観ているお母さん、なんかもいました。
託児所付きの映画館なんかもあるみたいですが、そう言う施設もないし、子供を見てくれる人もいないって場合、私はこう言うのは冷たいのかもしれないけど、そう言う人は時期がくるまで「おうちでえいが」で我慢すべきだと思うんですよね。
はっきり言って、上映中に泣かれたりするのはすごく迷惑です。

「パッション」を観た時、隣の席に座ったのが兄弟とおぼしき小学生っぽい少年。と言うのも少し驚きました。

PG-12の指定がついてましたが、お母さんが脇に座っていたから、それはそれでいいのですが。

この映画、キリストの受難を描いた映画で、最初から最後まで、イタいです。
大人でも辛かった映画。
彼らはどんな思いでそれを観たんでしょうか。
ちょっと聞いてみたいなって思いました。