福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

タータンとかムナーリとか

2018年12月12日 | 日記




週末はタータンの展示を見てきました。







なんか、珍しくないですか。


「タータン」に特化するって意外とないですよね。





入り口ホールにあるソファにて
いろいろなタータンになれます(笑)。







タータンについて知らないことばかりで

色の使い方で家紋みたく一族を表していたり
いろいろ面白かったです。

何よりも、タータンの空間が可愛いです。


子供たちはタータンの模様探しクイズを頑張っていました。



そしてついでにこんなのも出ていたので





早速購入。


私は、これを見た時、随分前に発売された絵本だと思っていたのですが
この展示に合わせた最新刊でした!!!

絵の感じとか、何だかノスタルジックじゃないですか?


作者さんがアイドルがチェック柄を着ていたのもあってタータンチェック好きが嵩じて
現地訪問までされてタータンを研究されているのですが、

そのアイドルが
展示にもあったスコットランド出身の70年代のアイドル
「ベイ・シティーローラーズ」なのだと思っていたのですが

もしかして
「チェッカーズ」のことかもしれないと
思い始めました(笑)。



チェッカーズがブームの頃は私は小学生でしたので
作者さんの感じだとあり得るのかも〜

とか、

どうでもいいいですね(笑)。



なぜだか娘が最近タータンチェックの服を着たがったので
ちょうど良いタイミングで見に行ったのでした。


そして翌日は
ムナーリ展の全国巡回の最終地で国内最大の展示ということで
世田谷美術館の「ムナーリ展」に行ってまいりました。





ここまでたどり着くために、子供たちは砧公園で散々遊びました。


公園内でランチをしようと思っていたのですが
公園内の売店が一斉にリニューアル工事で閉鎖。

超寒空の中、直前に握ってきて何となくあったかいおにぎりと
水筒に入れてきた温かいお茶でしのぎましたが

外でのランチですっかり冷え切ったところで美術館へ〜。


息子はこういうの全く落ち着いて見れないのですが
ムナーリ展は必ずムナーリの知育玩具キットで
子供が遊べる場所があります。

そこで遊ばせている間に、夫婦交代で見てきました。


娘は展覧会は好きなのですが、この日は朝からずっと不機嫌で手に負えなかったので
何だか大変でした。


見終わったあと、美術館のレストランで休憩した時に
「ケーキセットがプリンしかない」と言われたのですが
そのプリンがとーっても美味しかったので(大きいワイングラスに入っていたのです)
そこで娘の機嫌が良くなったのは良かったです。

主人は温かいご飯が食べたくて、普通にパスタ頼んでました。
それも美味しかった。



ムナーリの展示は本当に何度見ても素晴らしかったです。

イタリア人の友人がイタリア人は保守的なので
「ムナーリみたいな作家が出るのが奇跡に近い」と言っていて
本当に面白いなあ〜と思っていました。

私が以前勤務していたところは、
ムナーリが初めて日本で子供のためにワークショップをしたところで
その時の写真とか見ると本当に陽気な可愛いおじいちゃんで、
登場するだけでハッピーな感じがしたそうなんです。


天性の才能なのだと改めて感じます。


前回の葉山からこのムナーリ展で、
子供のためのワークショップが取りやめになってしまったことが
悔やまれます。


ムナーリはどう思っているのかな〜?
と思ったりしました。

もうムナーリの作品を管理している方々が代替えされているので
いろいろ著作権とか難しいようです。

日本でもそうですが故人の作品管理は厳しいですよね。



そして、葉山の時はほとんどが売り切れで無かった物販関係が
割と揃っていたので

ついに




こちらの
「緑ずきんちゃん」と「+ー (プラスマイナス)」を購入しました。

「黄色ずきんちゃん」は持っていましたが
「緑ずきんちゃん」は持っていませんでした。

イタリア語なので、詳細はわかりませんが絵本なので絵でお話がわかります。

プラスマイナスは私も勤務時代によく親しんでいたのですが
日本では手に入りませんでした。

近年手に入るようになったので、欲しかったのです。


子供に遊ばせようか、保管しておこうか
迷っています・・・(笑)。



最近感じるのは、東京オリンピックに向けて
いろいろな所が、特に公共施設ですかね
色々と動いているので
お出かけ情報は事前にチェックしないと、リニューアルとかで入れないとかになってしまう
ということを痛感している昨今です。









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