別冊文春7月号、発売されました。
扉絵を担当させていただいている
高殿円さんの「剣と紅」最終話でございます。
女地頭の生涯たった一度の紅のすべてが完結しました。
どうぞご堪能あれ~。
さてさて、週末は小旅行へ。
こんな車内ご機嫌な感じの娘。
フジサン特急にて。
どこへ行ったかと申しますと・・・。
まあまあ、これは富士山ソフトクリームなんですが~。
(せっかくオシャレしたのに、到着間際に麦茶をこぼし、全取っ替え・・・。)
山梨県の富士山麓のホテルに福井家集合したのです。
これは庭の一部。
森林浴、すごすぎました。
庭の中に川が流れてます。
どこまでが敷地なのだか、見当がつきません。
私のおじいちゃんの誕生日会と、
父の日を兼ねた宴が開かれたのです。
それぞれが、色々な所からこのホテルに現地集合でした。
おじいちゃんも90歳を迎えたのですね~。
おめでとうございます!
ますます長生きして下さいね~!!!
まあ、こんな広い宴会場なら
ほぼ100%、小さい子達は走り回りますよね。
幼児3人女子たちは元気に走り回って、
私達に叱られていました(笑)。
さてさて、ここは富士山の麓ということで
それはそれは富士山が大きく見えちゃうはずなのですが・・・・・。
どんより・・・・・。
すぐ目の前の、あの雲の中にドーンといるはずのあの方は、
とうとうお目見えせず・・・・。
夜の蛍鑑賞も中止だし、ちょっと残念です。
しかし、温泉サイコーで、ご飯もおいしくて、よいホテルでした!
次の日は、前々から機会があったら行ってみたかった
「一竹辻が花」の久保田一竹美術館に行ってきました。
門からしてすーごーいー!
一竹さん、これ作っちゃったなんて本当にすごい~。
もちろん「辻が花染め」すばらしかったです!
私は、学生の頃、一竹さんがご存命の頃だとおもうのですが
「光響」の30連作かな?
東京の丸の内デパートの美術館で目にする機会があり、
本当に素晴らしかったです。
着物で絵がつながっている作品なのですが、
すべて絞り染めの手作業とは信じられない物でした。
たしか、学芸員実習の美術館レポートの一つに入れて
感想を提出した憶えがあります。
その時にすでにこの美術館はあって、来たかったのですよね~。
特に、ここが好きでした!
作品展示会場の横に佇む茶房「一竹庵」。
もともと一竹さんのプライベート空間だったものが、
茶房として解放されているのですが、
目の前に富士山麓から引いて来た湧き水で池が作られており、
これを自分一人の観賞用の為に作ったのかと思うと、 すごいです。
調度品も、お父様が骨董商だったとかで
インドのものや素敵なものばかりでした。
これは、アフリカ?のどこかの民族のベッドだったものが
机として使われていました。
奥のでっぱりが枕になっているようです。
男性用とか。
もちろん、ここでみんなでお抹茶やぜんざいで一服。
前日も、ホテルの茶房でお茶をたててもらい、
連日のお抹茶で心清らかに~。
と、言いたい所ですが、
娘は金平糖と落雁に感激で
小さいお皿を私に渡して
「おかわりって言って来て!」と言われました。
(もちろんおかわりしませんよ。)
さらに裏庭も探索~。
裏庭と言うか、山の一部なのですが、素敵です。
こんな洞窟まで作り、ご母堂の像を祭られています。
天然の洞窟かと思うくらい、すてきで神聖な場所でした。
さてさて、あとはもろもろ自然を堪能しつつ見てきました。
河口湖美術館横の緑の空間が素敵すぎです。
奥が河口湖。
「忍野八海」という、富士山の湧き水からできた
自然の八つの泉もみました。
かなり観光地化されてはいましたが
国の天然記念物で、名水百選に選ばれているそうです。
時間がなくて、メインの場所だけにしましたが、
この水深8mの所は、本当に美しくて怖かったです。
なんか、青いのです。
優雅に泳ぐ、ニジマスが神々しかったです。
この日も、富士山は全貌を見せてはくれませんでしたが、
大変良い旅行でした。
(娘の着ていた素敵なお洋服は
Gapのダイアン・フォン・ファステンバーグとのコラボ商品です。
発売と同時にすぐ売り切れるデザイナーコラボ商品、
いただいてしまいました!
Fさん、ありがとうございます!!!)